抗酸化成分アスタキサンチンの効果について気になったので調べてみました。
アスタキサンチンは、目の疲れやエイジングケアにも良いって本当でしょうか?
抗酸化作用があるのなら他にも効果があるのかな?
どんな食べ物に含まれるのかも気になります。
ところで、このアスタキサンチンという成分をご存じですか?
抗酸化と呼ばれる、エイジングケアなどで知られる成分ですが、ほかにも私たちの体に役立つ効果を備えていると言います。
情報社会で抱えやすい目の疲労や、様々な病気に対する予防なども可能なんです。
アスタキサンチン1つでなぜそこまでの効果が期待できるのでしょうか?
エイジングケアも含め、アスタキサンチンの持つ力について迫ってみました。
抗酸化成分「アスタキサンチン」の効果には何が期待?
アスタキサンチンはポリフェノールなどと同じく抗酸化に役立つ成分の1つで、抗酸化成分の中ではカロテノイドと呼ばれるカテゴリに属します。
天然成分のフィトケミカルとしても知られており、体内の活性酸素を抑えるほか、抗炎症や血流のケアが得意です。
その力は、同じく抗酸化が期待できるビタミンCと比べて約6000倍もあるほど。
より抗酸化力の高いビタミンEやコエンザイムQ10と比べても、アスタキサンチンの方が800~1000倍は強いとされています。
アスタキサンチンで目の疲れケアやエイジングケアも可能?
アスタキサンチンは、目の疲労や肌のエイジングにもおすすめです。
目の疲れの1つに、ピント調節機能のズレが挙げられますが、アスタキサンチンはピント調節に関わる毛様体筋の負担軽減を担当。
目の筋肉の疲れをケアし、ピント調節を行いやすくしてくれます。
ピント調節機能のケアによって、かすみ目や視力調整と言った機能も負担を和らげることが可能。
ちなみに目の周囲に限らず、アスタキサンチンは全身の筋肉に対して疲労をケアすることもできます。
一方エイジングにおいては、まずメラニンの発生を抑える効果が期待できます。
アスタキサンチンが抑える活性酸素は、メラニンの生産・増加にも関わっているため、紫外線対策やシミケアにぴったり。
また皮膚の細胞を保護する効果もあり、守られた細胞のコラーゲン生成を止めない役割を担っています。
肌の細胞はダメージを受けるとコラーゲンの生成がしにくくなってしまうので、肌荒れで肌の潤いやハリが無くなってきたと思ったら、アスタキサンチンを取り入れてみましょう。
アスタキサンチンはコラーゲン生成という肌の機能を失わせないことで、肌のきめを保ちやすく、乾燥やシワ対策としても期待できます。
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アスタキサンチンが腎臓にも良いって本当?
アスタキサンチンの抗酸化は、腎臓にも役立ちます。
腎病など、腎臓に関わる症状の原因の1つに、タンパク質の酸化があります。
アスタキサンチンはこのタンパク質の酸化を抑え、腎病の予防に役立つんです。
アスタキサンチンが糖尿病予防にも良いって本当?
同じ理由で、アスタキサンチンは糖尿病予防にもおすすめ。
腎臓のケアがなされることでの糖尿病ケアはもちろん、インスリンの分泌もスムーズにすることが可能です。
インスリンは肝臓や脂肪などにおいて、抵抗性と呼ばれるインスリンが効きにくい状態になることがあります。
これはアディポネクチンと呼ばれる物質を分泌することで対処できるのですが、アディポネクチンはメタボなどで脂肪の酸化が起こると、その分泌量が減ってしまうんです。
そこで役に立つのが、アスタキサンチンの抗酸化。
脂肪の酸化を抑えてアディポネクチンをきちんと分泌し、抵抗性があってもインスリンをしっかり作り出せるよう対処できます。
アスタキサンチンの効果は脳にも影響?
さらに脳の細胞死を抑える役割も、アスタキサンチンは担っています。
ここでもタンパク質の酸化が絡んでおり、脳の細胞はタンパク質によって酸化から守られているのですが、タンパク質そのものが酸化することでストレスになり、細胞死に至りやすくなるんです。
アスタキサンチンでタンパク質の酸化を抑えれば、脳の細胞が守られる状態も続き、細胞死を防げるという仕組み。
このことからアスタキサンチンは、パーキンソン病の予防としても注目されています。
アスタキサンチンは、なぜ体に良いの?仕組みは?
抗酸化と一口に言っても、アスタキサンチンの役割はほかの抗酸化物質とは少し異なります。
ほかの物質が行う抗酸化は、体内を始め活性酸素が多い場所から、自らへ活性酸素を移動させることで発生します。
活性酸素を特定の場所から減らすのと引き換えに、抗酸化物質自身が酸化してしまう仕組み。
ゆえに抗酸化のはずが、転じて酸化になってしまう、プロオキシダントと呼ばれる現象が起こりやすいです。
ですがアスタキサンチンは、活性酸素に関わった時、そのエネルギーを熱に変えて出すことができます。
自分が酸化するリスクが少ないため、活性酸素を効率よく減らせるのが、体にも良い理由です。
アスタキサンチンを含む食品には何がある?食べ方にコツはある?
アスタキサンチンは赤い色素成分であり、食品も赤いものが多いです。
特にサケやその卵であるイクラ、エビやカニの殻などにも含まれます。
殻はともかく、エビなら尻尾まで食べてみるのもおすすめです。
生では難しいという方は、エビフライなど尻尾も含めて加工している食品で挑戦してみるとよいでしょう。
ちなみにアスタキサンチンに効果を発揮してもらうための、1日の目安量はおよそ12mg。
数字で見ると少なく感じますが、サケで換算すると、切り身だけでアスタキサンチンを得ようと思ったら、1日あたり3~6切れは必要です。
イクラの場合は、丼換算で6杯以上食べなければいけません。
サケが好きな方なら、毎食1切れで1日3切れという手もありますが、その分ほかの食品が食べられなくなる点は注意しましょう。
だからアスタキサンチンは、サプリでとる方が効率的かなと思いました。
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アスタキサンチンは野菜にも含まれる?
アスタキサンチンは海産物から得るのがほぼ唯一の手段。
赤い色素成分ではありますが、赤い野菜から得ることはできません。
トマトや、オレンジ色のニンジンなどは、リコピンやベータカロテンと言った成分に起因する色だからです。
リコピンやベータカロテンもカロテノイドの1種で、その点はアスタキサンチンと共通しているのですが、あくまで別の物質と覚えておきましょう。
肉類も、血のヘモグロビンが原因なので、やはりアスタキサンチンを得るのは難しいです。
ちなみに野菜とは異なりますが、ヘマトコッカス藻と呼ばれる植物からもアスタキサンチンは得ることができます。
サケやイクラが赤いのも、もともとは餌にしている藻のおかげなんです。
アスタキサンチンには副作用や相互作用はある?
アスタキサンチンは天然の成分なので、素材由来のアレルギーに注意が必要です。
例えばサプリなどから得る場合、アスタキサンチンはカニやエビの殻から作られることもあるため、甲殻類のアレルギーを持っている方は、アスタキサンチンの出どころを確認してください。
ヘマトコッカス藻などほかの食品由来のアスタキサンチンもあるので、甲殻類アレルギーの方でもアスタキサンチンを利用することは可能です。
例えば、あい楽はヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンなので甲殻類アレルギーでも大丈夫です。
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またアスタキサンチンであっても、プロオキシダントの可能性は0ではありません。
リコピンやベータカロテンなどと比べるとプロオキシダントの可能性は低いですが、せっかくの抗酸化が逆になってしまうのは避けたいものです。
ちなみに過剰摂取による副作用として、胃痛や腹痛が起こる可能性があります。
臨床試験などでは1日に18mg、45mgなど大幅な量での継続利用を続けて副作用がないという話もありますが、個人差もあるので全ての人に問題ないとは言い切れません。
過剰摂取による強すぎる効果が、消化の過程で刺激になってしまうこともあるので、目安量はきちんと守りましょう。
また変化という意味では、便が一時的に赤くなるという例も確認されています。
吸収しきれなかったアスタキサンチンが排泄されるさい、便に着色してしまったんですね。
さらに抗酸化で腸内環境が整い、便そのものが多くなることも。
便秘や宿便を抱えている方は、排便が増えるかもしれません。
これらは悪い変化と言えないでしょうが、良い変化でも赤色だけに血が出たと勘違いする可能性も。
前日に摂取しなかったからなどの理由で、アスタキサンチンを目安よりたくさん得るのは避けた方がよさそうです。
アスタキサンチン摂取時の注意点は?
アスタキサンチンは食事から得る分には問題ありませんが、サプリなど成分を凝縮した食品から得る場合は注意。
例えば妊娠中や病気を治療中の方は、予めかかりつけ医に相談し、許可をもらいましょう。
強力すぎる成分ゆえ、赤ちゃんや疾患の部分によくない影響がでるかもしれません。
自分は問題ない、健康な時から飲み続けていたという食品でも、必ず相談しましょう。
ちなみにサプリを飲んでいるからと言って、サケやイクラを食べるなということはありません。
先ほど挙げたように、食事だけでアスタキサンチンを必要分得ようと思ったら大変です。
サプリの目安量はしっかり守りつつ、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
アスタキサンチンを摂ると良い時間帯は、寝る前、朝?
アスタキサンチンを摂るなら、食中ないし食後がおすすめです。
というのも、アスタキサンチンは脂溶性。
油に馴染みやすい成分なので、食事で得た油や脂肪によって、消化・吸収を高めてもらえます。
反対に食前では、油によるサポートがない分、吸収されずに排泄されてしまう可能性もあるでしょう。
とはいえ、油ばかりのこってりした食事は厳禁。
リコピンやベータカロテンなど、ほかの抗酸化成分も得られる、野菜も取り入れた献立にしてくださいね。
野菜や果物ならビタミンCやEなども得られるため、アスタキサンチンの抗酸化をより感じやすくなるのも魅力です。
アスタキサンチンを含むサプリの選び方のコツは?
アスタキサンチン入りのサプリは、1日の目安量12mgをきちんと含んでいるものがおすすめです。
普段からサケなどを食べる方は、多量摂取が気になるなら半分の6mg程度にしておきましょう。
アスタキサンチンの含有量が多ければその分価格も高くなりがちですが、コスパを抑えたいという方でも、最低3mgは欲しいところです。
またほかの成分も含むサプリであれば、その中に抗酸化が期待できる成分はどのぐらいあるかもチェック。
飲むタイミングのところでも触れましたが、ほかの抗酸化成分も一緒に得られれば、相乗効果が期待できます。
一方含有量は、あくまでアスタキサンチンの量であることを確認するのも大事です。
中にはカニ由来成分〇g、ヘマトコッカス藻〇gなどと表記しているサプリも見られます。
カニや藻が100%アスタキサンチンでできていることはあり得ませんから、アスタキサンチンだけの量は原材料の量より少ないことは確実。
サプリの効果は個人差があるとはいえ、アスタキサンチンがどれぐらい入っているのかわからなくては、ますます効果のほどはわかりません。
ほかにメリットがなければ、無理に選ばず、アスタキサンチンの量を明記しているサプリにしましょう。
そして繰り返しになりますが、アレルギーのある方は原材料に注意。
アスタキサンチンのみでなく、ほかにも複数の成分を得られるサプリは、それらの原材料もチェックしてください。
抗酸化成分アスタキサンチンの効果まとめ
アスタキサンチンは抗酸化成分の中でも、ビタミンやコエンザイムQ10などに比べて遥かに強力なパワーを秘めています。
活性酸素を除去するという効果は、肌のメラニンを抑えるのはもちろん、細胞レベルでの保護も期待でき、肌の質そのものをキープすることが可能です。
加えて目や腎臓と言った肌以外の器官のサポートを行うほか、糖尿病などの予防にも役立ちます。
アスタキサンチンはサケなど紅さが特徴の魚介類に含まれており、野菜や肉類などから得ることはできません。
しかし含有量が多いサケなどにしても、1日の目安量を補うにはたくさん食べる必要があります。
ゆえにもし、アスタキサンチンの目安量を毎日維持したいなら、サプリの方が手っ取り早いです。
ですがサプリにおいても、アスタキサンチンそのものの含有量や、ほかの成分の有無、またアレルギーと言った点を確認しつつ選びましょう。
アスタキサンチンは脂溶性ですから、サプリを飲むタイミングは食中か食後がおすすめ。
ただ副作用が0ではないため、アスタキサンチンの効果を早く感じたい・飲み忘れた場合でも1日の目安量は守ってください。
アスタキサンチンで目の疲れケアやエイジングケアで見た目も中身もケアし、健康的な毎日をおくりましょう。
例えば、あい楽はヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンなので甲殻類アレルギーでも大丈夫です。
さらに1日3粒当たりのアスタキサンチン9mgなので、過剰摂取にならず効果を実感できます。
鮭やいくらが好きな人も安心してとることが可能な量です。
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