光を当てて歯を白くするLED歯磨きやLED歯ブラシ効果や仕組みが気になったので調べてみました。
市販の歯磨きのホワイトニングでは、思ったように白くならないことも多いです。
歯に光を当てて白くするというLED歯磨きが健康に影響はないのかも確認しました。
歯の黄ばみ、気になりますよね。
喫煙者というわけでもなく、毎日歯磨きはしているはずなのに、いつの間にか歯が真っ黄色になってしまう。
歯は口を開けば見えてしまうので、会話をするだけで相手の目に入り、見た目の印象を下げてしまうリスクを持っています。
医療機関でホワイトニングの施術をすることは可能ですが、やはり医療だけあって値段が高いですし、完了するまで定期的に通院する手間も面倒です。
もしどうしても歯を白くしたいと思ったら、LED歯磨きによるセルフケアを試してみましょう。
LED歯磨きは自宅でのホワイトニングを可能とする製品で、手軽さやコスパのよさなどから人気です。
今回は利用に当たってLEDをどうするのか、副作用など問題はないのかなど、LED歯磨きの詳細を探ってみました。
LED歯磨きの効果や仕組みは?
LED歯磨きは、LEDライトを歯に当てることで歯を本来の白さに近づけてくれる器具です。
医療機関などで行ってくれることもあるようですが、一方で市販もされており、わざわざ出かけずとも、自宅でホワイトニングケアが可能になりました。
歯の着色汚れは歯垢や虫歯など色々ありますが、LED歯磨きの場合は特にタバコやコーヒー、カレーなどに含まれる色素、ステインを取り除くことが得意。
お茶やワイン好きで、いつの間にか歯が黄ばんでしまったという方はLED歯磨きで効果を発揮しやすいようです。
LED歯磨きの仕組みは、歯に光触媒成分を塗布し、LEDライトを当てるだけ。
光触媒でステインが浮き上がる効果が発生するんです。
浮き上がった状態のステインであれば、くっついたままの状態よりも歯磨きで落としやすく、歯が白くなりやすいという仕組み。
ゆえにライトを当てながら、あるいは当てたあとに歯を磨くまでがLED歯磨きの行程です。
ライトは1回あたり5分から10分ほどと、短時間で済ませることも可能。
また販売されているLED歯磨きの場合は、歯磨き粉に光触媒成分を加え、普段の歯磨きの要領で光触媒成分を歯に塗るため、ライトの前に歯磨きを行うケースもあります。
光触媒成分の種類
光触媒成分は、LED歯磨きにおいては主に2種類の成分が使われています。
1つ目は酸化チタン。
無機化合物に属し、食品などにも入っている成分で口に入れても問題はありません。
もう1つは酸化タングステンと言います。
酸化チタンに比べると、酸化タングステンは反応する光の波長が幅広く、LEDを当てた時に効果を期待しやすいのがメリット。
蛍光灯や太陽光にも反応するほどです。
酸化チタンがまったく白くならないということではありませんが、より効果を発揮しやすいのが紫外線などの低い波長のため、複数の製品で迷ったら酸化タングステンを優先した方がよいでしょう。
どんな光でも歯は白くなるの?
酸化チタンのデメリットとして反応する光の波長を上げましたが、LEDライトならなんでも良いわけではありません。
もしなんでもOKなら、懐中電灯などLEDを使っている器具で簡単にホワイトニングできてしまいますが、それらの器具では光が弱いという弱点があり、使うことはできません。
またクリニックにせよ市販品にせよ、LED歯磨きに備わっているライトは主に青色ですが、青色ならなんでも良いというわけでもない点に注意。
あくまでLED歯磨き専用のライトが必要です。
今までのホワイトニングとの違いは?
医療機関などでも行ってくれるLED歯磨きですが、わざわざ歯医者に行くぐらいなら従来のホワイトニングでもよい気がします。
しかしLED歯磨きは、ほかのホワイトニングに比べると、医療機関で行った場合でも安価なのが特徴。
施術方法にもよりますが、従来のホワイトニングが安くても万単位の値段だったのに対し、LED歯磨きの場合は高くても1万円かからないケースが多いです。
安いと3000円ほどで行えてしまうことも。
セルフケアの前に1度専門家に診て欲しい、なんて時にも安心です。
またLEDであるためライトの熱を感じにくく、眩しさはともかく熱さがないのも魅力。
眩しさに関しても、サングラスの貸与などがあるので気にせず利用できます。
光を当てるだけという点では、施術中・後に歯が痛くならないメリットも持っています。
そしてなにより、従来は洗濯物を漂白するような、歯の脱色とも言うべき方法だったのに対し、LED歯磨きであれば着色の原因を歯から引き剥がし、自然な歯の色にすることが可能です。
ホワイトニング以外に得られるLED歯磨きのメリット
LED歯磨きは、歯を白くすることのほかにもメリットがあります。
例えば抗菌や消臭効果。
LED歯磨きをすることで、虫歯予防や口臭ケアも期待できるとしたら便利ですね。
歯周病予防を可能とするLED歯磨きもあります。
また光触媒効果が発生した直後は、1週間ほど歯がコーティングされた状態になるため、歯に汚れがつきにくいメリットも生まれます。
コーティングを徹底するため、LED歯磨きの中には終わった後も、数秒程度ライトを歯に当てることを推奨している製品もあります。
LED歯磨きは健康に影響ない?副作用をチェック
LED歯磨きはライトも光触媒成分も人体への害はなく、基本的には安全な方法とされますが、稀に以下のような変化が出ることもあります。
例えばエナメル質や象牙質など歯を形成する成分へのトラブル。
エナメル質や象牙質が脱灰し、知覚過敏になる可能性があります。
LED歯磨きは歯を溶かす行為ではないものの、人によっては一時的に知覚過敏になり、飲食に影響がでることも。
もし起こった場合は無理に続けず中止し、しばらく様子を見たり、かかりつけ医にLED歯磨きを持参して相談しましょう。
既に知覚過敏に悩まされていたり、虫歯がある、あるいは治療中など歯の状況によっては、LED歯磨きを使う前に、かかりつけ医に相談することをおすすめします。
副作用が出なければ誰でも使える?
LED歯磨きは、全ての人がいつ使ってもOKとは限りません。
症状では無カタラーゼの方や、エナメル質や象牙質の形成が不完全という方がNG。
加えて強力な光を当てるという方法ゆえ、光過敏症の方もLED歯磨きはおすすめできません。
害がないとはいえ、過敏な方にも問題がないとは断言できないので、どうしても使いたいならかかりつけ医の許可をもらってください。
また体が敏感になりやすい時期である、妊娠中や授乳中の方もLED歯磨きは不可です。
一方糖尿病及びアレルギーを持っている方はNGではありませんが、事前にかかりつけ医への相談が必須。
成分によっては影響がでる可能性があるため、かかりつけ医からOKをもらえた場合のみ、LED歯磨きを使ってください。
副作用以外のデメリットはない?
先ほど従来のホワイトニングは漂白に近いとしましたが、逆に内部までしっかり白くしたいなら、LED歯磨きは向かないかもしれません。
汚れがない自然な歯の色と言えば聞こえは良いですが、もともとの歯の色以上に白くすることはできないからです。
また完全にセルフのケアなので、光触媒成分の塗り方が甘くなる可能性もあります。
自分ではしっかり塗ったつもりでも、歯の隙間や奥歯などが実は塗れていなかったなんてケースも考えられます。
自分だけで行うという意味では、医療機関でしてもらえるような診察やアドバイスもありません。
現状の対策のみを行うため、虫歯の有無をチェックしてもらったり、なりそうな場合に備えてのケアは難しいでしょう。
そして、1番肝心なのがあくまで自己責任であるということ。
ホワイトニングの失敗はもちろん、歯のようすがおかしくなったり体調不良になったとしても、誰も責任はとってくれません。
副作用に合致する方も同様です。
LED歯磨きは説明書などをしっかり熟読し、使っても問題ないか、正しいやり方を守っているか、確認しながら行いましょう。
どのぐらいのペースで続ければいい?
LED歯磨きは、特に決まった頻度で続けろという目安はないです。
しかし1回で全てのステインが落ちるわけもありませんから、歯の白さをキープしたいなら、毎日続けたほうがよいでしょう。
LED歯磨きは歯ブラシがもともとセットになっていて、LEDライトもしくは光触媒成分のいずれかが歯ブラシと一体化している製品もあります。
普段の歯磨きでホワイトニングケアも可能な製品を選べば、歯磨きとは別にする手間も省けて便利ですね。
また1度白くできれば以降はやらなくてよい、なんてことは当然ありません。
飲食によってその都度ステインは付着しますから、毎日がどうしても無理という方も、週1などペースを決めて定期的にLED歯磨きを続けることをおすすめします。
歯の白さにこだわるなら普段から予防を
とはいえ、LED歯磨きを行っても、普段の生活でステインのつきやすい行動をとっていれば、あっという間にまた色がついてしまいます。
歯の白さを重視するなら、ステインのつきやすい食事の利用は避ける、避けられない場合は飲食後の歯磨きを徹底するなど、歯の白さをキープするための行動が大事です。
またLED歯磨きが家で可能ではあっても、歯のチェックのために医療機関を利用するのもおすすめ。
虫歯になってから通うのではなく、予備軍がないか、見えない部分で色素沈着がないかといった確認をしてもらいましょう。
美容や病気予防もそうですが、普段からしっかり意識していれば事後の対処は必要なく、そもそもトラブルに悩まされるリスクも少ないのです。
プラスして行いたい歯の白さをキープするコツ
ひと手間かけるだけで、歯の着色汚れは防ぐことが可能になります。
例えば歯を水で濡らすこと。
LED歯磨きほどではないにせよ、歯の表面が水でコーティングされるため、直後に飲んだり食べたりしたものから色がつくリスクを下げられます。
食事のときはこまめに水を挟んで歯をコーティングし、飲食品から守ってあげましょう。
また水以上におすすめなのが唾液。
唾液は口に入れたものを消化しやすくするだけでなく、口内の汚れや臭いを発生しにくくするメリットを持っています。
口臭などでも、原因は唾液ではなく唾液の少なさだと聞いたことはないでしょうか?
少なく粘ついているがゆえに臭いを感じがちな唾液ですが、量が十分であればむしろ無臭で、口内のトラブルに役立ってくれるんです。
唾液が少ないと感じたら、歯の白さのためにも増やす工夫をしましょう。
食事で噛む回数を増やす、口さみしい時はガムを噛む、また顎の周辺にある唾液を出すツボを刺激するのもおすすめです。
水を用意できない時でも、唾液なら舌で歯を舐めるだけでOKですし、分泌量を増やす努力をしてみましょう。
歯磨きにもひと工夫
また歯磨きの時におすすめなのが、研磨剤の入っていない歯磨き粉です。
研磨剤が入っていないとしっかり磨けないのでは?と考えるかもしれませんが、歯ブラシの硬さと手の力の入れ具合によって、研磨剤は必要以上に歯を削っている可能性があります。
そこにステインや歯垢が入り込んでしまうと、ホワイトニングでもなかなか取り除くことができず、せっかくのLED歯磨きも効果がなかった…なんてオチがつきまねません。
極論を言えば、水と唾液だけで歯磨きをするもアリですが、ホワイトニングや虫歯予防と言った歯磨き粉の成分を取り入れたい場合は、研磨剤なしを選びましょう。
光を当てて歯を白くするLED歯磨きの効果や仕組みは?まとめ
LED歯磨きは、名前のとおりLEDライトによって歯のホワイトニングが可能な製品です。
専用のLEDで行うため、懐中電灯などほかでも使われるLEDライドでは不可能ですが、歯に光触媒成分を塗布することでステインを浮かせ、取り除きやすくしてくれます。
ただ医療機関で行われるようなほかのホワイトニングに比べると、もともとの歯の色以上に白くすることはできない、一部の人は仕様NGなどのデメリットも存在。
LED歯磨きに使われているライトや光触媒成分は安全なもので作られています。
しかし歯が弱い人や虫歯が多い人は、使っても問題ないか、かかりつけ医に相談しましょう。
また1回で永久的に白さをキープできるわけでもなく、普段から歯に着色汚れを作らない工夫も大事です。
LED歯磨きを効率よく使って真っ黄色の歯は卒業、以前の健康的な歯の色を取り戻しましょう。
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