冷え性の改善に筋トレが良いって本当?
「手、冷たっ!寒くないの?」
彼氏とデートしていたら、雰囲気が良くなって手を繋いでもらったんですけど、途端に手を離す彼。
理由は私の手の冷たさでした。
その日はさほど寒くなかったので、防寒はそこそこに外出。
夜になっても、個人的には寒いと思わなかったです。
でも、彼にとってみればビックリする出来事だったようで、「我慢しないでいいんだよ?」と心配されてしまいました。
夜景を見に出かけたものの、手の冷たさに気づかれてからはすぐ帰宅。
私のせいなんですが、もうちょっと味わっていたかったです。
実は私は冷え性で、特に手などの末端部分や肩から二の腕にかけてが冷たくなりがち。
お腹など中心部分はそうでもないのですが、どうしても一部だけ冷えてしまうんです。
彼の方はというと体温が高めで、手もいつもあったかいタイプ。
なので余計に気になってしまったのかもしれませんね。
一応冷え性であることは彼にも話したんですが、それならなおのこと防寒はした方が良いと言われてしまいました。
このままだと、今後も冬の外デートは無しになってしまうかも。
クリスマスのイルミネーションや、初日の出など、寒い時に限って外では素敵なイベンとがあります。
私としては彼と一緒に見たいので、奮起して、冷え性をケアできないかやってみることにしました。
どうして一部分だけが冷えてしまうのか
でも寒いなら全身が冷えてもおかしくはないですよね。
さすがに内蔵は脂肪で守るとか行っていそうですが、特定の場所だけ冷えるのはなぜなんでしょう?
原因も調べてみたら、どうやら冷え性になる人は、その部位だけ血の巡りが悪くなっているらしいです。
血行不良は、血の巡りが悪いという意味ですが、冷え性そのものを指すこともあるとか。
現象としては同じですから当然ですね。
血液が巡らないと、栄養はもとより温かい血そのものが届きません。
結果として体が冷えてしまうんですね。
また表面の冷えだけでなく、内蔵の冷え症も存在するそう。
体幹部分はそんな心配ないと思っていましたが、注意したほうが良いかもしれませんね。
筋肉が足りないと冷える?
ほかにも自律神経の乱れなどで起こることもあるそうですが、一方で筋肉の量が不足していることで冷え性になることもあると言います。
体を温めるならむしろ脂肪をつけるべきなのではと思っていたので、意外でした。
実は筋肉、特に骨格筋と呼ばれる筋肉は、体がつくる熱の6割ほどを担っています。
冷え症になっている人は、この骨格筋が足りないために、熱を作れていないという連想が働くわけです。
そして逆に、骨格筋を鍛えて量を増やせば、より多くの熱を作ることが可能。
となれば、冷え症のケアもできるようになりますね。
筋肉が増えれば毛細血管も増える
また筋肉を増やすことは、毛細血管の増加にも繋がるそう。
特に手足など末端の冷え症に悩んでいる方、毛細血管が少なくなっている可能性があるとのこと。
しかし筋トレなどで筋肉を増やせば毛細血管も増え、冷えケアになるんです。
毛細血管は年齢と共に減少するのも特徴なので、防止のために行うのも良いですね
でも筋トレというと腹筋(上体起こし)ぐらいしか思いつかないのですが、それで良いのでしょうか?
メジャーな筋トレならスクワット
筋トレには様々な方法がありますが、誰でも知っている方法で行うならスクワットがおすすめです。
主に太ももなど下半身の筋肉を鍛えるスクワットですが、上半身も姿勢を維持するなどの理由で全身にも効果が期待できるそう。
ただし単純な膝の曲げ伸ばしではないので、一度きちんとした方法を振り返っておきましょう。
まずスクワットをする際は、足を肩幅に開いて立ちます。
背筋はピンと伸ばし、まっすぐ正面を向いてください。
そのままの上体で、ゆっくりと膝を曲げていきます。
膝の角度が90度になるまで曲げるのがベストですが、上半身が俯いてしまうなど、姿勢の維持が難しいと感じたらそこでストップして構いません。
曲げられるだけ曲げたら、今度はゆっくりもとに戻していきましょう。
戻すことでも筋トレになるので、姿勢が辛いと思っても急いで戻さないように。
曲げて戻してを10回で1セット、1日に2、3セットできるようになるのがベストです。
1回の動作に時間をかけるのがポイントなので、10回行うとなると時間がかかります。
もし行う時間がない時は、休憩時間に2、3回など、こまめに行うのもありですよ。
まったくやらないよりは1回でも多くこなしましょう。
かかとをつけずに上げ下げするカーフ・レイズ
またカーフ・レイズという筋トレもおすすめ。
動作は簡単に言ってしまうと背伸びの繰り返しです。
ただし戻る時に踵はつけない状態をキープするというもの。
最初の姿勢はスクワットと同じで、肩幅に足を開いて立ちます。
つま先も正面を向けましょう。
その状態からつま先立ち、踵を上げ下げしますが、これもスクワットと同じくゆっくり行ってください。
踵だけなためか、目標は上げ下げ50回で1セット。
1日に2セット行うのが良いそうです。
こちらはゆっくりやってもスクワットほど時間はかかりませんし、姿勢も極端に変わりませんから、場所を選ばずにできるのではないでしょうか。
筋トレだけ続けても意味がない?
ところが、なんと冷え症の人が筋トレを繰り返しても、冷え症対策にならない、あるいは時間がかかるという話も耳にしました。
そもそも血流を促すためにやっているわけですが、筋肉がきちんと動くためにもある程度の血行促進はあった方が良いそう。
筋トレがダメというのではなく、プラスαが必要なんですね。
例えば筋トレの前後のストレッチやマッサージがおすすめ。
筋肉をほぐすことで、冷えた状態よりも動きやすくなるんですって。
知識が必要ですが、温かくなるツボ押しなんかも良いそうです。
あるいは、筋トレ時に生姜湯など、温まる飲み物を飲むのも効果が期待できます。
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冬は水分補給も怠りがちですから、一石二鳥ですね。
普段の生活では大股を意識して
加えて、毎日の歩行は大股で行うのも良いです。
大股になると、太ももも使っている感じがしませんか?
腰周りの筋肉をほぐす行為になるため、例えば帰宅時に大股で歩いて、家についてから筋トレと行えば、成果も期待できますよ。
また筋トレが終わった後も、時間に余裕があれば大股でウォーキングをしてみましょう。
筋トレには代謝をアップさせる効果もあるので、直後に有酸素運動を行うと、ダイエットになるメリットがあるんです。
まとめ
ただでさえ寒い冬は、冷え症になっていると余計に過ごすのが大変ですよね。
筋トレなら代謝アップや毛細血管の増加などのメリットもあるので、対策としておすすめです。
もしより良い効果を求めるなら、ヨガをするのも良いですよ。
今はオンラインで学べるので自宅でできます。
体の中からポカポカになって冷えなくなります。
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