メイクしながらエイジングケアと美白したい時のコツや注意点についてです。
メイクすると、その後ちゃんと落としてお手入れしないままだと肌荒れしたりくすんだりと、ダメージが大きいですよね。
それで簡単にエイジングケアできつつ、メイクもキープできる方法など探ってみました!
スキンケアは肌悩みを解消するための行為ですが、時間がかかるというデメリットを持っています。
そもそも選んだスキンケアが悩みに応じたものだとしても、肌に合うかどうかは使ってみるまで分かりません。
合わなかったら次を探せばよいとは言うものの、合うかを確認するまでに数か月は必要。
なかなか合うスキンケアが見つからない場合、年単位で悩むこともあるでしょう。
そんな時に役立つのがメイクです。
メイクは肌悩みをカバーするのが主な目的であるため、悩みの解消はできなくても、使っている限り、周囲には悩みがないように見えます。
メイクで覆っている間に自分に合うスキンケアを探して使い続ければ、いずれすっぴんでもメイク時と同様の肌が目指せるんですね。
今回は肌悩みの中でも、エイジングケア・美白に関して、メイクでどう対処できるかを探ってみました。
メイクのためにもスキンケアは欠かさず
下地やベースメイクなどに肌を整える機能があっても、スキンケアを使っていなければその効果は半減。
どのメイクアイテムも、「スキンケアで肌を整えた後」という文句は必ず記載されているはずです。
既にトラブルケアのためのアイテムを選んでいるでしょうから、ことさら変える必要はありません。
ちなみに乳液やクリームを使うタイミングで、塗布しつつマッサージすることによりむくみケアにつながります。
何もしない時に比べて、スッキリしたフェイスラインになるのが魅力です。
化粧下地でしっかり肌を整える
スキンケアで肌を整えたから安心!ではなく、ベースメイクの前には化粧下地も欠かさず使いましょう。
日焼け止めを使う場合は、下地よりも先に塗っておくとメイク崩れが起きにくいです。
両方を兼ね備えたアイテムや、ファンデーション機能まで含んだBBクリームだと手間も省けますよ。
コントロールカラーを使う場合も、同じく肌を整えるアイテムなので、製品説明に特別なルールがなければこのタイミングで使っておきます。
下地が崩れやすいと上に塗るベースメイクも崩れてしまうので、テカリ防止や汗対策など、崩れる原因にしっかり対処しているアイテムを選びましょう。
コントロールカラーは悩みで色の変更を
コントロールカラーは顔の色で選べという話もありますが、美白やエイジングケアに対しては悩み別に色を選ぶのも大事。
部分ごとに色を変えたり、複数のカラーを重ねるのも整った肌に見せるコツです。
例えば透明感ならパープル、くすみ対策ならパープルかピンク、クマにはオレンジ、赤みが気になるならブルーかグリーンなど。
ブルーは肌がブルー系、グリーンはオレンジ系の方におすすめです。
またもし顔全体のカラーが濃い場合は、ブルーやグリーンを付ける前に、一旦オレンジないしピンクで整えてから使うと、暗さが出ずにスッキリさせられます。
使う際は首との色差を感じさせないよう、首までコントロールカラーを塗るのがおすすめ。
ファンデーションまで伸ばす必要はありませんが、コントロールカラーの分だけ差が薄まり、違和感・老け感なく見てもらえます。
美容成分入りのファンデーションやBBクリームでさらにケア
普段のスキンケアに加え、メイクにも美容成分を取り入れることでメイク中にも肌悩みへの対策が行えます。
保湿を始め、ポリフェノールやビタミンなど美容成分入りのファンデーションであれば、朝のケアが肌のダメージケアという点でもカバーになりますし、メイク直しをするたびに肌ケアを行っているのと同義。
美白ケアに関しては、パックなど長時間のケアを兼ね備えたファンデーションもあります。
ミネラルや植物といった天然素材中心のファンデーションも多く、肌に優しい成分で安心なのも魅力。
特にミネラル分の多いファンデーションは、クレンジング不要で石鹸や洗顔料で落とせるタイプもあり、メイク落としの負担を軽くするメリットも持っています。
朝晩しかスキンケアしない場合と比べて、肌の状態をキープしやすいです。
また手軽に使えるBBクリームやCCクリームは、休日など自宅で過ごす際の肌ケアとしてもおすすめ。
屋外で活動することが多いなら、SPFなどの紫外線対策効果や、大気汚染関係のケア成分、ウォータープルーフ機能が入っているかもチェックしてみましょう。
日焼け止めや化粧下地などに当該成分が含まれているとしても、ファンデーションも備えていて損はありません。
基本はリキッドやクリーム系
根本的な肌ケアと合わせて、メイク完了時のケア、見た目の印象もアップする工夫をしましょう。
ファンデーションを選ぶ際は、まずそのテクスチャに注目します。
パウダーにリキッド、クリーム、クッションと様々な種類があるファンデーションですが、エイジングケアならパウダー以外がおすすめです。
というのも、液状のタイプは肌の隙間に入り込みやすく、シワなどの段差をカバーしやすいため。
パウダーの場合は、かえってシワを目立たせることもあるので注意しましょう。
ただパウダー全てがNGとは言い切れないのも事実。
エイジングケア向け、年齢肌向けとして作られたファンデーションであれば、パウダーしながらカバーしやすいタイプもあります。
リキッドなどは嫌という方は、パウダーで探してみるのもよいでしょう。
リキッドタイプは肌になじませられるかが鍵
またリキッドファンデーションも、ただ使えばよいというわけではありません。
液状のファンデーションはシワなどの隙間に入りやすいとしましたが、それはきちんと肌になじませた場合です。
表面に塗るだけでは満足になじまず、かえってシワを引き立たせてしまうこともある点に注意。
クリームやクッションタイプのファンデーションも、使えば安心とだけ考えて手を抜いて塗っていると、シワが目立ちかねないので気を付けましょう。
加えてパウダーも含め、ファンデーションを塗布する際は、軽く優しくが基本。
しっかりなじませようとして、指やパフをこすりつけるような塗り方をすると、肌に刺激となってしまいます。
反対に軽く塗ることで、肌に厚塗り感がなくなるだけでなく、少量のファンデーションで広範囲に塗布でき、経済的です。
またシワやたるみ、ほうれい線がある場合は、該当箇所を片手で引き揚げつつファンデーションを使うのもおすすめ。
ファンデーションを付ける指やパフを持つのは利き手にし、もう片方の手で引き揚げを行うと塗りやすいです。
ファンデーションは濃いめもOK
ファンデーションは自分の肌色に合わせるのがベストですが、もともと色白の方の場合はファンデーション自体も明るくなってしまうため、カバー力があると言っても軽いシミすら目立ちかねません。
心当たりがあるなら、ワントーン暗めを選んでみるのもおすすめです。
シミもカバーしやすくなり、均整の取れた若い肌に見えます。
またもともとの肌が暗めだからと言って、必要以上に明るいファンデーションを選ぶのはNG。
特に顔と首との色差が目立ってしまい、老け感が出てしまいます。
首までファンデーションをすればよいのでは?と思うかもしれませんが、そうなると今度は首とデコルテ、デコルテと手足…と比較されてしまい、全身にファンデーションを塗らなくてはいけなくなります。
その前に、同じ色か暗めのカラーを選んで違和感を作らないようにしましょう。
美白メイクを求める方も、ファンデーションの明るさは肌よりワントーンプラスする程度に留めてください。
また顔の縁に向かって薄くのばすように塗り、中央ほど明るく外周部は比較的暗めという陰影をつけるのも、違和感なく透明感ある肌に見せるポイントです。
気になる部分はコンシーラーより重ね塗り
濃いシミなど、ファンデーションだけで補いきれないところは、コンシーラーなどのカバーアイテムを使っている方も多いと思います。
しかしそのコンシーラー、ちゃんと扱えていますか?
意外と多いのが、コンシーラーとファンデーション、先に塗ったほうを後に塗る方で拭い落としてしまうこと。
例えば先にコンシーラーでシミの部分だけ覆っても、ファンデーションを塗布する際、パフや指でコンシーラーをこすり取っていることがあるんです。
逆の例もあり、これでは結局どちらかしか使っていないのと同じで、カバーできないのも無理ありません。
片方が肌にしっかりなじんでからもう一方を使うという手もありますが、スキンケアから始まってかなりの時間を使うため、そこまで待っていられないことも多いです。
そんな時におすすめしたいのが、ファンデーションの重ねづけ。
コンシーラーのカバー力と同等とはいきませんが、コンシーラーを使うより手軽ですし、何より同じアイテムを重ねるのでなじみやすいのがメリットです。
重ね付けは最初に塗った部分の上から、パフなどでポンポンと優しく塗布するだけ。
一部のみなら、パフを折りたたんだり、細長くカットして使うとほかの場所に塗ったファンデーションを乱さずに済みます。
色や光の効果でカバーできるファンデーションも
塗り方などを工夫するだけでも若々しい肌が期待できますが、ファンデーションの中にはコントロールカラーのように色を使って肌悩みを隠すタイプや、光の反射を利用して肌を均一に魅せるタイプもあります。
軽く塗るのが不安な方や、深刻なトラブルで塗り方を変えても目立ってしまうようなら、ファンデーションの機能に頼るのもおすすめです。
内側で美容成分がケアをしつつ、外側も塗るたびにカバーし続けてくれるので、ケアが完了するまで間、傍目にはずっとトラブルのない肌に見えるというメリットもありますね。
メイクも仕上げにハンドプレス
スキンケアの塗布は、ハンドプレスをしてなじませやすくしますが、メイクにも同じことが言えます。
メイクのノリをよくするために、ベースメイクが一通り終わったタイミングでハンドプレスをしましょう。
ハンドプレスの際、ファンデーションが手につくのが気になるかもしれませんが、手につくということは必要な分よりも多くつけ過ぎている可能性も考えられます。
プレスとはいっても優しく抑えるように押すので、顔のファンデーションを根こそぎ落としてしまうことはまずありません。
その後必要に応じてポイントメイクをすれば、ベースメイクにフィットした仕上がりになります。
アレルギーや敏感肌の方は成分を確認
塗り方はともかく成分に関しては、アレルギーを抱えている方や敏感肌の方は念のため確認してから買ってください。
天然成分のファンデーションも多いとしましたが、全ての製品が敏感肌向け・アレルギーでも安心とは限りません。
成分で肌悩みが解消できるとしても、その代わりにアレルギーが出たり、別の肌トラブルが発生しては本末転倒です。
パッケージや公式サイトで、全成分一覧をチェックしておきましょう。
メイクしながらエイジングケアと美白したい時のコツや注意点!まとめ
メイクでエイジングケアと美白を目指すなら、前提としてスキンケアは徹底しましょう。
悩み解決には至らずとも、肌に潤いを与えておくことで、メイクのノリや崩れにくさを助けてくれます。
もちろん化粧下地でのサポートも忘れずに。
コントロールカラーで肌を整えている方は、顔色だけでなく悩みにも対応しているか、今一度チェックしてみてください。
ファンデーションは軽く優しく、でもしっかりなじませるのが肌を均一に魅せるコツです。
スキンケアの仕上げだけでなく、メイクの仕上げにもハンドプレスをするとなじみやすくなりますよ。
休日など、肌は整えたいけどゆっくりしたい日は、BBクリームやCCクリームで手間を省くのもおすすめ。
例えば私がよく使うのはエトヴォスのミネラルCCクリームです。
クレンジング不要で石鹸で落とせるのですごくお気に入りですよ。
これ1つで、美容液、コンシーラー、メイク下地、日焼け止め(SPF38・PA+++)アンチポリューションケア(環境や外的要因によるダメージケア)の5つの役割を果たすと人気です。
→エトヴォスのミネラルCCクリーム
基本となる保湿はもちろん、肌への優しさが期待できるミネラルや、個々の悩みに応じてビタミンやポリフェノールなど。
さらに紫外線や大気汚染物質、花粉などにも対策済みのベースメイクも存在します。
塗り方を変えるのはもちろん、自分の悩みに応じた成分を含んだファンデーションで、スキンケアと合わせてWの対策を講じましょう。
例えばミネラルファンデーションで敏感肌にも優しくてカバー力もあると私が思うのが、エトヴォスのミネラルファンデーションです。
詳しくは→ぴたっと密着、毛穴カバー!新感覚のミネラルファンデ
スキンケアだけでなくメイクにも対策を取り入れて、年齢や紫外線に負けない透明感ある肌を取り戻してください。