高麗人参で免疫力アップも可能?は本当なのでしょうか?
免疫力アップはサポニンのおかげらしいので、興味が湧いた私は、詳しく調べてみました。
新型コロナウイルスや花粉症、インフルエンザ、アトピーなど、免疫力をアップすることで、健康維持できそうですよね。
そしてサポニンは、高麗人参以外の食材などにも含まれていそうです。
その辺りもリサーチです。
高麗人参で免疫力アップするのはサポニンのおかげ?
健康食材として知られている高麗人参。
活力や巡りなど、様々な魅力を持っていますが、その1つに免疫力アップがあります。
最近はコロナウィルスが話題になっていることもありますし、またインフルエンザや風邪、ほかの病気対策としても、内側から対処できる免疫力は欠かせませんね。
そんな高麗人参ですが、免疫力アップに関しては、主にサポニンと呼ばれる成分が関係しているとのこと。
つまり免疫力を高めるのであれば、よりサポニンの含有率が高い高麗人参の方が便利なんですね。
サプリなどの健康食品においては、加工の段階でサポニンを減らすことなく維持出来ているものが望ましいでしょう。
高麗人参が入っていればなんでも良いわけではなく、サポニンの含有率について表示のある製品を優先すれば、免疫力アップもより期待できます。
とはいえ、そもそもサポニンとは一体どんな成分なのでしょうか。
いくら免疫力が高まるとはいっても、もしサポニンを得ることで、刺激や副作用などのデメリットが発生したら困ります。
そこで今回は、高麗人参に含まれるサポニンについて探ってみました。
サポニンとは何なの?
サポニンは苦み成分の1つであり、コーヒーなどマメ科の植物に多く含まれる成分です。
存在する場所は主にその植物の根や茎、葉など。
物質としてはサポゲニンと糖の2つからなる配糖体で、固有の1つではなく、該当する複数の成分の総称です。
植物のみに存在する成分ではなく、ヒトデやナマコなどにも含まれます。
また身近な食材では、お茶やゴボウ、大豆などからもサポニンを得ることが可能。
一方で水を合わせた際に泡立ちがよく、石鹸などに使われる界面活性剤としての側面も持っています。
大豆など、サポニンを含む食材をゆでたり水にさらしておくと、泡立つアクが出るのもサポニンによるものです。
ゆえに水を用いた加工調理を行うと、サポニンの含有量が減ることもあるのが難点。
大豆なら蒸し料理など、食べやすくしつつサポニンもそのままという調理が向いています。
高麗人参のサポニンは、他と違うの?
サポニンは含まれる食材によって効果が異なるケースもあり、高麗人参もその1つ。
免疫力など一部の効果はほかの食材に含まれるサポニンと共通しています。
しかし特に血の巡りをケアする効果は、高麗人参を始め一部の食材から得たサポニンに見られます。
巡りケアの仕組みは、血液中に血栓ができるのをサポニンが防ぐというもの。
血液の循環がスムーズになれば、血栓によって巡りが滞り栄養がスムーズに届けられない、老廃物がいつまでも排出されないなどのデメリットを回避できます。
さらに高麗人参のサポニンはギンセノシドという別名を持っており、いくつかの種類に分けることができます。
ギンセノシドは種類ごとに効果も異なり、例えばRg群に属するギンセノシドなら疲労ケアが得意。
高麗人参は滋養強壮に適した食材でもあり、疲れにくく強い身体を維持したい時に便利です。
休憩や睡眠、入浴などでも疲れが取れない方や、そもそも休めない方、失敗などをしたくないここぞという時に役立ちます。
身体の頑強さは、免疫力と併せて病気対策にうってつけです。
一方でストレスケアや更年期対策といった、精神的なケアにも役立つのが高麗人参の魅力。
ギンセノシドで言うRb群に属する成分が、自律神経のケアを担い、気持ちを落ち着ける効果を持っています。
免疫力アップ、疲労ケア、更年期対策にも良い、高麗人参、魅力ですね。

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飲みやすいのも魅力です。
→高麗美人の口コミ噂に嘘は?副作用・飲み方・コスパを主婦が評価!
サポニンの効果には何がある?
サポニン全体、また高麗人参以外の食材から得られたサポニンが持つ効果はほかにもあります。
例えば抗酸化や肥満予防、肝臓の機能アップ、また咳や痰を抑えやすいといった効果です。
まず抗酸化は、肌や内臓の老化や衰えの対策としておすすめ。
脂肪の酸化対策というメリットもあり、次の肥満予防と併せてダイエットに役立つ効果と言えます。
肥満予防においては、脂肪そのものへの対策ではなく、脂肪になりうるブドウ糖への効果。
特に大豆サポニンには、アディポネクチンと呼ばれる糖尿病予防に役立つ成分の分泌を促すメリットも含まれます。

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また肝臓の機能アップは、肝臓に中性脂肪や悪玉コレステロールが付着し、脂肪肝になるのを防ぐのが主な効果。
抗酸化とも関わっており、活性酸素によって中性脂肪などが過酸化脂質になり、脂肪肝となって炎症を起こすのを防ぎやすくなります。

この辺りの肝臓や脂肪肝へのサポートは、白井田七が良いと人気ですね。
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免疫アップのサポートもできるのも魅力です。
→白井田七(しらい田七)は肝臓にも効果?肝機能サプリなの?
また咳や痰に関しては、一部のサポニン特有の効果です。
咳の場合はアマチャヅル、痰はキキョウに含まれるサポニンだと効果を感じやすいとされます。
コロナウイルスやインフルエンザ、風邪にもサポニンが良い?
サポニンを始め、免疫力をアップさせてくれる成分は、感染症予防に役立ちます。
特にナチュラルキラー細胞と呼ばれる、ウィルス細胞を拒絶する役目を持つ細胞の活性化を行うため、コロナウィルスはもとよりインフルエンザや風邪の対策にサポニンはぴったり。
また高麗人参のサポニンの場合、血流のアップという効果もあるため、体温の維持やビタミンなど同じく免疫力アップに欠かせない栄養を、届けやすくするメリットもあります。
免疫力アップで花粉症にも良い?
免疫力を高めることは、花粉症などのアレルギー対策にも役立ちます。
アレルギーそのものを無くすことは難しいですが、免疫力が高い状態だとアレルギーに抵抗する力が生じ花粉で反応しない、あるいは軽度に抑えることも可能に。
花粉などのアレルギー原因になる物質は、体内に取り込まれた際に免疫機能によって改めて取り込むか否かを決めます。
そして拒否すると判断された場合、身体から花粉を追い出そうとして鼻水やクシャミを始めとするアレルギー反応が出る仕組み。
悩ましい鼻水やクシャミは花粉そのものではなく、あくまで追い出すための動き。
ですが免疫力が低いと追い出すのにも労力がかかると言えばいいでしょうか、アレルギー反応も出やすくなるため、サポニンなどで免疫力を高めることが推奨されています。
免疫力アップでアトピーにもサポニンは良い?
アトピーもまた、免疫力をアップさせることで対策や抑制につながることがあります。
そもそもアトピーも、花粉と同じくアレルギーに起因するトラブルの1つ。
またアトピーの方は肌が過敏と言われますが、免疫力においても元々弱い可能性があるそう。
免疫力が低めということは、その分高められる余地もあるということです。
サポニンで免疫力をアップさせ、強度を補うことで反応を抑えやすくすることができます。
一方でアトピーの場合、皮膚炎と言われるように原因物質が手や顔などに付着して起こることも忘れてはいけません。
内側から免疫力を高めると共に、スキンケアや衣類・寝具など身体に接触するもののお手入れなども併せて行いましょう。
高麗人参の他の効果は何?
高麗人参にはサポニンだけでなく、アミノ酸やビタミン、ミネラルも豊富。
必須アミノ酸で、1つでも欠ければ満足いく効果を得られないという話を聞いたことがあるでしょうか。
これはアミノ酸に限った話ではありません。
栄養バランスを考えた食事が推奨されるのは、多くの栄養が揃っている方が、それぞれの成分の効果を発揮しやすいからです。
高麗人参は1つで栄養のカバーもしやすいため、複数のギンセノシドによる相互カバーはもちろん、ビタミンやミネラルなど普段から得ている栄養の効果も期待できます。
ちなみに高麗人参の場合、栽培から6年経過した6年草、かつ紅参と呼ばれる種類だとより成分が多く、効果も期待しやすいです。
紅参は皮のまま高麗人参を蒸し、その後自然乾燥させたものを指しますが、その過程でギンセノシドの種類が増加するため、効果も感じやすくなるのだとか。
蒸すという行程を採用しているのも、サポニンが水に溶けて減ってしまうのを防ぐためかもしれませんね。
「サポニン〇mg入り!」などの表記が無い製品の場合は、高麗人参が6年根かなどで利用するか決めるのもありですよ。

先述しましたが、プンギ産6年根なのが高麗美人です。
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高麗人参サプリを免疫力アップ目的で飲む時の注意
高麗人参サプリを飲む場合は、1日の目安量を守りましょう。
サポニンとしての摂取目安量は特に決まっていませんが、効果を早く得ようとして目安量以上に飲むと、下記のような副作用がでることもあります。
また現在薬を飲んでいる方は、念のためかかりつけ医や薬剤師に相談の上、問題ないと判断された場合のみ、高麗人参サプリを利用してください。
薬によっては飲みあわせがNGの成分もあり、高麗人参サプリはもちろん、薬の効果がなくなったり、治療中のケガや病気や悪化する可能性もあるからです。
サポニンのとりすぎで副作用や相互作用は?
サポニン全般においては、過剰にとりすぎた時にもっとも懸念されるのが溶血です。
文字通り血が溶ける作用で、赤血球が溶けだし、ヘモグロビンが血しょう内に出てしまいます。
赤血球の数が少なくなることによって、酸素の運搬という行動がされなくなり、全身へ酸素をいきわたらせることが困難に。
そのままにしてしまう、あるいは過剰摂取を続けていれば、死に至る可能性も少なくありません。
高麗人参のサポニンの場合、この溶血作用はないともされますが、それでも過剰にとった場合に腹痛やお腹を下すことがあります。
相互作用は薬の成分に気を付けていればOKですが、高麗人参としてサポニンを得る場合は、牛乳と一緒に飲むことは避けた方がよいでしょう。
牛乳の甘味でサポニンの苦みが打ち消せるため飲みやすいのですが、消化が難しいのがデメリット。
特に胃腸が弱い方は利用せず、ほかの飲み物を活用するか、サプリなど飲みやすい形を選んでください。
一方で、効果が得られているからこそ体調不良を感じる、好転反応がでることもあります。
主な例ではめまいや吐き気、眠れないなど。
一時的なものなのでしばらくすれば落ち着きますが、その間は無理に続けず、気になるようなら目安量を守っていても減らす、一旦利用を絶つなどして様子を見ましょう。
高麗人参と普通に食べる人参は何が違うの?
ところで、野菜として知られている人参(キャロットの方)と高麗人参の違いはご存じでしょうか?
見た目の違い、また高麗人参はあまり手軽に入手できるイメージが無いというのも大きな特徴ですね。
ですが例えば普通の人参はせり科で、高麗人参はウコギ科に属するなど、その性質から異なっています。
ウコギ科の植物は、その名になっているウコギのほか、ウドやヤツデなどが存在。
また朝鮮人参やオタネニンジンは高麗人参の別称で同じものです。
一方野菜の人参は、ボディの色にもなっているベータカロテンの豊富さが特徴。
栄養バランスの豊富な高麗人参に比べると、普通の人参はビタミンCやAに特化していますね。
味も苦みがあるがゆえにサプリなどで流通している高麗人参に比べると、普通の人参は甘味もあって食べやすいですね。
ちなみに種類としては、西洋人参が一般にスーパーなどで出回っており、東洋発祥の高麗人参とは逆と言えます。
東洋人参の品種では金時人参などが当てはまりますが、毎日食べるものというより、年間行事など特別な日に用いる人参のイメージがついています。
高麗人参で免疫力アップまとめ
サポニンは苦みや渋みを感じやすい成分で、食品などでもお茶やコーヒーの味として知られています。
高麗人参に限らず大豆など植物に多く含まれている成分で、免疫力アップのほか、抗酸化や脂肪対策に関わる効果を多く備えています。
身体だけでなく、ストレスや更年期など、精神的なトラブルにも対応してくれるのは便利ですね。
またどの植物に含まれるのかでもサポニンの効果は異なっており、血の巡りアップを求めるなら高麗人参、大豆なら脂肪対策がしやすいです。
一方でサポニンは過剰摂取による溶血という副作用がある点に注意。
高麗人参に含まれるサポニンは毒性がなく、ほかのサポニンのような溶血はないとされます。
しかし高麗人参もとりすぎると、普段食べなれていないものということもあり、腹痛やお腹を下しやすいので油断は禁物です。
サポニンなどで体の免疫力を高めておけば、コロナウィルスやインフルエンザ、風邪といった感染しやすいトラブルにも対抗しやすくなります。
また花粉症やアトピーと言った、アレルギーに起因する悩みも解消することが可能です。
そして野菜の人参よりも、栄養バランスが良いのも高麗人参の魅力。
高麗人参のサポニンを適量飲んで、心身共に、悩みに負けない毎日をおくりましょう。

高麗人参サプリでコスパもよく更年期対策にも高評価なのが、プンギ産6年根の高麗美人です。
→高麗美人の口コミ噂に嘘は?副作用・飲み方・コスパを主婦が評価!