成長期の終わりにサインがあるようですね。そして一番成長しやすい成長スパートでぐんぐん伸ばすには、どうするのかな?と調べてみました。
第二次成長期(以下、成長期)とされる思春期ですが、子供の身長が思うように伸びず悩んでしまうことも少なくありません。
特にご両親の身長が低いなど、伸びない可能性があると余計に気になってしまいますよね。
私も小さいままだったので、当時この事を知っていたら、あと5cmは伸びたかもと思いました。
幸い息子の時は、知識が少しあったのでしっかり伸びてくれました。
個人差があるとはいえ、成長期を終えてしまうと以降は身長の伸びも緩やかになってしまうため、高身長が欲しいと思っているなら成長期が終わる前に対策をする必要があります。
今回は成長期にしっかり身長を伸ばすために、普段の生活の中でできるポイントはないかを探ってみました。
身長を伸ばすなら成長スパートのタイミングで
成長期は男子でおよそ13歳前後、女子は少し早くて11歳ぐらいに訪れると言います。
この時期は髭や胸など、体型がそれぞれの性別に応じたものになっていくほか、男女共に1年で10cm前後身長が伸びることもあり、成長スパートと呼ばれています。
高身長を目指すなら、伸びやすい成長スパートのタイミングで対処するのが1番です。
しかし成長期が訪れる時期は、あくまで平均であり、個人個人で差が生じます。
10歳ぐらいから現れる子もいれば、15歳近くなってようやくという可能性もあるでしょう。
ゆえに対策を講じるにあたって、成長スパートのタイミングを知ることが重要となります。
成長スパートを見極める方法
成長スパートとは、思春期の急激な身長の伸びの事です。
成長スパートはタイミングを見極めることが可能。
成長スパートは身長が大きく伸び始めた時であるため、頻繁に身長を計測し続けることで変化を見極めやすくすることができます。
毎日の変化は微々たるものなのでさほど頻繁に測る必用はありませんが、目安として1か月~3か月に1回ぐらいがおすすめ。
計測日は月誕生日(その月の誕生日と同じ日)にするとわかりやすいです。
また身長だけでなく体重も記録しておくとよいでしょう。
最近ではスマホアプリなどにデータの保存・管理を任せることもでき、グラフなどで推移を確認しやすいです。
ちなみに成長期には男子なら髭を始めとする体毛、女子なら胸のふくらみなど体型の変化も訪れます。
しかしこちらは個人差があり、また身長の伸びと同タイミングかも断言できないので注意しましょう。
身長はどれぐらい伸びるのか予想することも大事
身長が伸びやすいとはいっても、個人差はあります。
冒頭でも述べましたが、両親からの遺伝などによって結果は変わってきます。
ゆえにまずはどこまで伸びるのか予測をし、その数値前後を目指しましょう。
ちなみに身長の予測は、両親の身長を元に計算することができます。
男子の場合は(両親の身長の合計+13)÷2+2です。
両親の身長の合計に13を加えた数を半分にし、さらに2を加えた数値。
場合によっては最後の2を加えないこともあります。
女子の場合は式の中の+13を-13にして計算。
例えば父親の身長が175、母親が160という両親で男の子の場合、計算は(175+160+13)÷2+2=176となり、176cmまで伸びる可能性があると判断できます。
あくまで可能性の話で確実に伸びると断言はできませんが、成長スパート中176未満であれば、ケアを続ける価値はあります。
明確な目標があることで、どこまで続ければいいのかといった不安や、対処に疲れたりストレスとなってしまうリスクを抑えることもできます。
骨端線って何?骨端線が出てきたら成長スパートはおわり?
どこまで続ければいいかの不安に対しては、骨端線の存在で解消することもできます。
名前の通り骨のことなので、直接確かめるにはレントゲンなどでの検査が必要ですが、骨端線の開閉によって骨、つまり身長がまだ伸びるのかをチェックします。
骨はレントゲン検査などで白く見えますが、骨端線が開いている状態だと骨と骨の境目が黒く見えません。
見えなくなっているのは、骨が成長期にのみ見られる軟骨、成長軟骨になっているため。
そこからしっかりした骨になり、前後の骨と癒着することで白く見えるようになります。
骨がしっかりくっついた状態、大人の骨格として成長した状態を骨端線が閉じたと呼び、骨が伸びなくなったサインです。
ゆえに身長が伸びなくなってきたら、医療機関で骨端線をチェックしてもらうのもおすすめ。
もちろん全ての骨の骨端線が、同時に閉じるとは限りません。
まだ骨端線が開いている、見えている箇所があるようなら、身長を伸ばす対策を続けてみましょう。
ちなみに骨端線は男子で17歳、女子は15歳を超えると閉じやすくなってくるので、検査ができない場合はこの年齢を目安にしてみてください。
食事で身長を伸ばすことはできるの?
しかし身長を伸ばすケアと言っても、具体的には何をすればよいのでしょうか?
まずは栄養素の確保です。
骨端線がわかりやすい例ですが、何もない状態から身長を伸ばすことはできません。
骨や筋肉など、身長のもととなる素材が必要です。
ちなみに結論から言えば、身長を伸ばしたいなら全ての栄養を満遍なく摂ることが大事。
いわゆる規則正しい生活、健康的な生活を食事の上でも続けることができれば、身長も伸びやすくなります。
とはいえ、全ての栄養素を毎日余すところなく得るとなると、大人でもなかなか続けられませんよね。
好き嫌いがあるお子さんであれば、嫌いな食べ物ばかりを食べさせられてストレスになる可能性もあります。
もちろん好き嫌い改善の機会ではありますが、栄養素の種類が増えれば食べる量も多くなり、身長だけでなく体重も増えすぎるリスクは否めません。
そこで、特に必要な栄養素を考えてみました。
優先するならどんな栄養素がおすすめ?
まずは骨に欠かせないカルシウムでしょう。
加えて皮膚や筋肉などに必要なたんぱく質、脂肪も必要です。
牛乳が身長に良いと言われるのは、これらの全てを含んでいるからと言っても過言ではありません。
ただ牛乳も飲みすぎは禁物。
1度にたくさん飲んでも貯まるのは脂肪ぐらいで、余分な栄養は排泄されてしまうからです。
またカルシウムを牛乳のみに頼るのではなく、チーズなどほかの乳製品、小魚など様々な食品から得ることも大事。
様々な食品を取り入れることで、牛乳には含まれない栄養素を得ることができ、全てとはいかずとも多くの栄養素の確保、バランスの良い食事に繋がります。
加えてカルシウムの吸収をサポートする栄養素として、ビタミンDやマグネシウムも優先したいところです。
ビタミンDであれば鮭やイワシなどの魚、キクラゲや卵黄などから得ることが可能。
油溶性であるため、炒め物などに調理して得ると吸収しやすくなります。
一方マグネシウムも魚介類に多く含まれるほか、アーモンドや豆、海藻などから得ることができます。
ちなみにビタミンDは、日光を浴びることでも吸収できるのが特徴。
紫外線、特にB波と呼ばれるタイプを浴びることで生成できます。
徹底して日焼け止めなどで紫外線をカットしてしまうのではなく、30分ほど屋外でのんびり過ごしてみるのもおすすめです。
1日中そのままでいる必要はないので、その間の日焼け対策のみ服で覆う程度に留めるなどして、ビタミンDを作る工夫をしてみましょう。
そしてもしこれらの食品が苦手というお子さんには、成長サポートサプリという手段もあります。
成長サポートサプリは、子供の成長を助けるという名目で色々ありますね。
子どもでも飲みやすいよう、味も整えられていますから、お子さんが続けやすい味を探してみましょう。
中高生に人気なのは、ノビエースです。
→成長期のラストスパートに!中高生のためのドリンクサプリ【ノビエース】
他ではフィジカルbやノビルンも人気です。
→フィジカルbとノビルンの違い比較!どちらが子供の成長に役立つ?
運動で身長を伸ばすコツとは?
一方運動も、身長を伸ばすには大事なポイントです。
習慣として行うことも大切なので、お子さんが部活やサークルでスポーツ関係のものに加入しているなら、それだけでもプラスになるかもしれません。
体育の授業だけでは不足しがちなので、文化部あるいは運動系の活動に参加していないお子さんの場合は、休日にウォーキングをするなど、運動の機会を増やすことも考えましょう。
最近は歩数計機能を利用したゲームアプリなども多いですから、それらの目標達成を兼ねて、お子さんに運動を促すのもあり。
あるいはウォーキングのような明確な運動というカテゴリではなく、鬼ごっこなど屋外での遊びを活用する手もあります。
運動と聞くと面倒くさいと感じるお子さんもいるでしょうが、遊びとして体を動かすのであれば、やる気やモチベーションも上がります。
また定期的な運動は年齢に関係なく健康な体作りに役立ちますから、お子さんだけなく家族で一緒に行うのもよいですね。
毎日の生活態度の中で身長を伸ばしやすくするコツはある?
食事や運動以外では、睡眠も大事です。
美肌などで就寝中のターンオーバー、代謝が大事と言われます。
そして身長が伸びるのに役立つ成長ホルモンもまた、就寝中に分泌されやすいもの。
また睡眠はただ時間を確保すればよいとも限りません。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるというサイクルを作ることで、より質の良い睡眠が期待できます。
休日であっても平日と同じ時間に起きて、同じ時間に眠ることを続けた方が、次の平日を迎えた時もスムーズに行動を起こすことができます。
日常生活において身長が伸び悩んでしまう原因は?対策できる?
では反対に、身長の伸びが短くなるような行為はあるのでしょうか?
せっかくの成長スパートであっても、該当する行為をしていれば伸びにくくなってしまいますから避けたいものです。
簡単に言ってしまうと、いわゆる不健康な生活態度を送っていれば伸び悩む可能性が出てきます。
例えば夜更かし。
睡眠が大事としましたが、それを縮めるような行為はやはりNGです。
思春期の子は、部活や塾などで帰宅が遅くなることがあり、加えて食事や入浴、宿題、また休息を兼ねて趣味にいそしみたい子もいますね。
そうなると、就寝が0時を過ぎてしまうことも多く、翌日も朝早くから登校しなくてはいけない場合睡眠不足になる可能性が高いです。
身長を伸ばすには身体をしっかり休ませることも大事ですし、睡眠不足がストレスになることもあります。
趣味はできる限り休日に回す、時間の確保が難しい時は寝具の見直しなど睡眠の質にも目を向ける、といったケアで、身体を休ませてあげましょう。
また睡眠時間が確保できていても、ストレスを感じやすいのが思春期です。
多感な年頃だけに、些細なことでもネガティブな感情を抱きがち。
また授業はもちろん、部活や塾などで成績がふるわないと、周囲から叱責されてストレスとなることもあります。
もちろんお子さんがサボっているとか怠けることが多い場合は別ですが、本人が悩み、反省しているのであれば、必要以上に叱ることは避けてあげるのも大事です。
それでもストレスを抱えがちな時は、アロマなどのリラックスグッズに頼ったり、休日は思いっきり遊ばせてあげるなど、解消の手助けをしてあげましょう。
成長期の終わりにサインがある?成長スパートで伸ばすには?まとめ
成長期は身長が伸びやすくなり、そのタイミングを特に成長スパートと呼びます。
思春期ということもあって、体型の変化から成長スパートを判断することも可能です。
定期的に身長を計測し、変化が大きくなった=成長スパートを見極めやすくしておくと対策も容易です。
一方で、骨が軟骨からしっかりした組織に変わる、骨端線の開閉にも注目。
骨が大人としての骨格にきちんと形成された場合、骨端線は閉じて見えなくなるので、成長期の終わりと判断することができます。
骨端線は直接見ることができないので、気になる場合は医療機関などでチェックしてもらいましょう。
もし骨端線が閉じていない、まだ身長が伸びているならより伸ばしやすくするチャンスです。
改めて食事や運動、睡眠など規則正しい生活を送れているか見直してみましょう。
食事は好き嫌いなく栄養を得ることが大事ですが、カルシウムやたんぱく質など、骨や肉のもとになる栄養素は特に欠かさず得るようにしましょう。
また運動や睡眠は無理をせず、遊びと絡めて行ったり、時間だけでなく質を重視した対処もおすすめ。
ストレスを少なくすることも大事ですから、お子さんの負担になりにくい方法を優先しましょう。
予測の数値を目安に、お子さんの成長をしっかりサポートしてあげてください。
最後にもう一度再掲します。
中高生に人気なのは、ノビエースでしたね。
→成長期のラストスパートに!中高生のためのドリンクサプリ【ノビエース】
他ではフィジカルbやノビルンも人気です。
→フィジカルbとノビルンの違い比較!どちらが子供の成長に役立つ?