森 水絵森 水絵

世界最大の宿泊予約サイトbooking.comのクレジットカードのbooking.comカードの審査は簡単というのは本当でしょうか?

booking.comカード(ブッキングドットコムカード)が会費不要という口コミや噂に嘘はないのか調べてみました。

現金を持ち歩かなくても済む、手元にお金がなくても支払いができる。

クレジットカードって便利ですよね。

発行している会社のサービスを得られるメリットもあるため、普段利用しているお店やサービスでクレジットカードが作れるなら、利用したいと思う人も多いでしょう。

ただ一方で気になるのが、年会費などのコストや入会時に行われる審査

クレジットカードはリボ払いなどをすると返済にも手数料がかかるのに、持っているだけでも費用がかさむとしたら、いくらサービスが良くても考えものです。

それ以前に、審査基準を満たせなければカードを得ることすらできません。

年会費の無い、あるいは少額で済むクレジットカードは多いですが、審査基準に関してはきちんと返済してもらえるかを見極めるため、意外と厳しいところも多いもの。

ゆえに費用もなく、審査基準も優しいところがあったら、使いやすそうですよね。

実はbooking.comが発行しているクレジットカードは、その条件をクリアできていると言います。
審査も簡単という噂ですよ。
詳しくは→Booking.comカード

booking.comカードは口コミでの評判も上々ですから、もし本当なら、クレジットカードの審査基準をクリアしにくい人や、費用を節約したい人には嬉しいですよね。

booking.comカードの評判は本当なのか、具体的にどんな条件が設けられているのかを、チェックしてみました。

booking.comカードの口コミ

まずは肝心のbooking.comのクレジットカード(ブッキングドットコムのクレジットカード)の口コミ。

しかし確認してみると、booking.comカード自体が2017年4月に作られたばかりということもあってか、たくさんは見つけられませんでした。

・booking.comでのポイントが貯まりやすくてお得

・booking.comカードは、旅行のお供に便利なので、旅行好き自分には嬉しい。

保険の機能についてはあまり頼らない方が良い。

【著作権上の問題により、口コミは意味を変えず書き直しさせて頂いています】

見つかったブッキングドットコムのクレジットカードの口コミでは、クレジットカード全般としての機能というよりも、発行しているbooking.comでの利便性の高さが目立ちます。
詳しくは→Booking.comカード

となると逆に、審査基準の甘さや会員費はどうなるのか、気になってしまいますね。

以降から改めて確認していきましょう。

宿泊予約サイト発のクレジットカード

発行元であるbooking.comというのは、宿泊予約サイトです。

日本国内はもちろん、海外のホテル予約なども可能。

ホテルの形式もリゾートばりの豪華なものから、泊まれれば良いカプセルホテルまで様々ですし、旅館や別荘など、ホテル以外の宿泊施設も対象です。

そんなbooking.comが発行しているだけあって、booking.comカードを申し込むと、booking.comでの利用特典がいっぱい。

まずは人数限定ですが、booking.genius会員へのアップグレードが可能です。

geniusは簡単に言うとVIP会員。

通常の会員よりも頻繁に利用する方に、より良いサービスを提供してくれます。

内容は宿泊料金の1割引やサービスの無料優待券など様々。

しかし普通の手段でgenius会員になるためには、booking.comで5回以上宿泊予約をする必要があります。

もちろん実際に泊まることも条件。

その上で、booking.comからgenius会員になることができると案内メールが届くので、指示に従ってメール内のリンクをクリックします。

頻繁に利用する人向けというのがわかり易い条件ですね。

しかしbooking.comカードを申し込めば、5回の予約をすることなくいきなりgenius会員にしてもらえるんです。

1回目から1割引などの特典を得られるのは、魅力的ですね。

宿泊だけでなくクレジットカード利用でもポイントあり

booking.comカードはクレジットカードでもありますので、もちろんbooking.com以外のサイトやお店で利用することができます。

その際ポイントを得ることが可能。

booking.comで予約したホテルなどの宿泊費をbooking.comカードで支払えば、100円につき5ポイント、そのほかのお店やサイトでは100円につき1ポイントです。

貯まったポイントは1ポイント1円で、後日現金でキャッシュバックしてもらえます。

条件はショッピング利用をすること。

例えば1月末に1000ポイント貯まっている状態だとしたら、2月にショッピング利用することでキャッシュバックの手続きが開始。

この例では1000ポイントなので、1000円がキャッシュバックされることになります。

ただしキャッシュバックのタイミングは、ショッピング利用分の引き落としが行われる翌月。

引き落としは翌月なので、上の例なら3月となり、キャッシュバックが実際に行われるのは4月となるんです。

逆に言えば、たくさんポイントが貯まっている状態でも、その後のショッピング利用がなければキャッシュバックされません。

ポイントの有効期限は取得した月から1年なので、あまりクレジットカードを使わない人は気をつけましょう。

またキャッシュバックが実行される月にもbooking.comカードの引き落としが発生する場合、引き落とし分とキャッシュバック金額を計算、その差額が振込となります。

上の例で言えば4月引き落とし=3月のショッピング利用した額が1000円以上であれば、振込はなく引き落とし金額が安くなるわけですね。
詳しくは→Booking.comカード

レンタカー予約も便利に

現地でレンタカーを利用する際も、booking.comカードはお役立ち。

レンタカー予約サイトであるRentalcars.comでも、booking.comカードによる特典があるんです。

内容は、予約時点で8%割引が適用されること。

宿泊だけでなく、道中のレンタカー費用も抑えることができますよ。

ただ専用サイトで行うこと、プロモーションコードの入力が必要となるので注意。

詳細はカード取得後、もう1つの発行元である三井住友カードのインターネットサービス、Vpassのマイページからチェックしてください。

また付帯サービスとして、海外・国内旅行傷害保険も備わっています。

金額は最高2500万円まで。

旅行中のトラブルも回避しやすいです。

加えて普段の買い物に対しても、100万円までであればお買い物安心保険を適用してもらえます。

商品の盗難や破損時に利用しましょう。

しかしこれらの保険は利用付帯であり、旅行中に1回はbooking.comカードを使っていないと効力を発揮しません。

お買い物安心保険の場合は、その商品をbooking.comカードで支払っていること。
詳しくは→Booking.comカード

旅行中は当地の通貨など現金で支払いたい、あるいはほかのクレジットカードを優先したいという方はご注意ください。

審査基準や会員費用の実情は?

さて、booking.comカードの肝心の審査基準、費用について見てみましょう。

まずbooking.comカード(ブッキングドットコムカード)の審査基準ですが、なんと高校生を除いた18歳以上の方であれば、誰しも入会できます。

付け加えるとすれば、未成年の場合は申し込み時に親権者の同意ぐらいですね。

ただしショッピング、キャッシングともに利用額は一定ではなく、範囲で提示されています。

booking.comカード入会に条件こそないものの、利用状況やこれまでのクレジットカード歴、与信問題などから、希望額より少なくなる、あるいは入会拒否があることは覚えておきましょう。

最初のbooking.comカード申し込み時だけでなく、定期的に行われる更新時においても、減額や停止がなされる可能性があります。

ちなみにbooking.comカードの金額については、総利用枠が10万から80万円。

booking.comカードのショッピング利用の範囲も同じで、キャッシングは不要なら0円の設定も可能。

利用する場合は最大50万円までとなっています。

20歳以上ならば親権者の同意なく入会することはできますが、学生の場合は、親権者の同意があっても利用枠30万、同意なしでは10万となっている点に注意してください。

booking.comカードでの支払い方式はまず手数料無料の1回、2回、ボーナス一括払いの3つが存在。

ボーナス一括は夏と冬の2回に分けて行われ、夏は8月、冬は1月に引き落としされます。

対象となるのは夏が前年12月16日から6月16日分、冬がそれ以外の期間ですね。

一方手数料を伴うリボや分割払いがあり、こちらに関しては選択しない(0円)から80万円まで設定可能です。

当然ですが、上限はあくまでショッピング利用枠の範囲内になります。

booking.comカードは、三井住友系列ということもあって、リボ払いはマイ・ペイすリボも選べるのが魅力ですね。

マイ・ペイすリボは返済額を5000円から自由に設定できるため、その時の状況で変えることができます。

毎月の金額を設定後、増加あるいは減額を毎月決める方式です。

booking.comカード利用額の引き落としは翌月26日で、金額は当月末締めで決定されます。

そしてbooking.comカード会員費用についても、噂通り無料でした。

公式サイトでも、年会費永年無料ときちんと表記されています。
詳しくは→Booking.comカード

審査だけでなく申し込み手続きも簡単

booking.comカード(ブッキングドットコムカード)は審査がないためか、最短3日でカードを作ることができます。

1番便利なのはインターネットからの申請

入会ボタンをクリックしたら、まずは規約をチェック。

同意してページを進め、住所や職業などの個人情報、カード利用の希望などを入力しましょう。

その際運転免許証など、本人確認に必要な書類を用意しておくことを忘れずに。

ちなみに個人事業主の方で、キャッシング枠も希望する場合、真近の年収を証明できる書類が必要となることも。

これは申請時点でアップロードすることはできず、必要な場合のみ、後で三井住友カードから連絡が来ますが、念のため用意しておくと良いかもしれません。

booking.comカードでは、写真を取ってアップロードすることで、コピーを郵送する手間が省けます。

その後、利用金額の引き落とし口座を登録しますが、銀行の中にはインターネット上で登録手続きを済ませられる、らくらく発行の対象となっているところもあります。

booking.comカードは、インターネットバンクはもちろんのこと、三井住友銀行やゆうちょ、各地方銀行なども対象となってるので、普段使っている銀行があるか確認しましょう。

booking.comカードの最短3日は、このらくらく発行で実現可能な部分が大きいです。

booking.comカード対象外の場合は発行まで待つか、対象の銀行で新たに口座を作ってしまうのもあり。

ほかにメリットやデメリットはある?

今回費用や利用条件で見てみましたが、booking.comカードは、ほかにも魅力的な要素、あるいは不便な点が無いかを確認してみました。

まずbooking.comカードのメリットですが、クレジットカード機能に電子マネー機能を追加できること。

高速道路で当たり前といっても過言ではないETCや、三井住友カードiD、ApplePayが対象です。

三井住友カードiDは、別途専用カードを作るか、お財布ケータイ機能からの利用が選べます。

普段これらの電子マネーを使っているなら、booking.comカードにまとめてしまえばより身軽になりますね

一方booking.comカードのデメリットに関しては、気になったのが以下の2点。

まずは家族カードが発行できないこと。

家族カードは本体に比べると利用に制限がついていることもありますが、支払いが本体と同じ口座で行われるので引き落としに便利。

名前の通り、家族にもクレジットカードを持たせたい時に役立ちます。

booking.comカードでは不可能なので、booking.comカードを持ちたい場合は個々に申請するしかありません。

またbooking.comカードのブランドがVISAのみである点

マスターカードなどほかブランドは選択不可なので、VISAが使えないお店やサイトでは利用できません。

とはいえ、ほとんどのお店でVISAが使えるので心配ないとは思います。

念のため普段使っているサイトやお店はVISAが使えるかどうか、今一度確認しておきましょう。

まとめ

審査なし、年会費も無料と、良いことばかりのbooking.comカードは、旅行を頻繁に行う人にはポイント還元が高いなど、発行元であるbooking.comでのサービスが豊富。

しかしそれ以外は、ほかのクレジットカードと同じです。

リボ払いは手数料が発生しますし、申し込みは18歳以上で高校生でなければ誰でもとはいえ、与信などの問題があるようなら減額や拒否の可能性も0ではありません。

商品などでなく現金でキャッシュバックしてくれ、同月の引き落としに充てることができるのも便利です。

しかし、ほかのクレジットカードと同じく使いすぎは次回更新にも影響しますからほどほどに。

booking.comカード(ブッキングドットコムカード)で、賢くお得な旅行ライフを過ごしてくださいね。
詳しくは→Booking.comカード