水素とケイ素(シリカ)の効果の違いを比較してみました。
水素もケイ素(シリカ)もお肌のエイジングケアや健康へ役立ちますよね。
私も水素美容液や水素石鹸を使ったり水素水やケイ素(シリカ)水を飲んだりしています。
そんな水素やケイ素(シリカ)の仕組みは活性酸素除去だけでしょうか?
他にもあるのかや、使う時の注意点についてもリサーチしました。
美容において、水素とケイ素(シリカ)がブームです。
あまり耳慣れない成分という人も多いかもしれませんが、どちらもスキンケアとしても取り入れることで、肌ケアに役立つとして人気を集めています。
水素とケイ素の効果としてはいずれも抗酸化作用です。
活性酸素を取り除くことによってエイジングケアができるというイメージが強いです。
しかし別の物質である以上、効果や摂取には違いがあるはず。
水素とケイ素はどう異なるのか、利用において問題はないのかを、今回は探ってみました。
水素による活性酸素対策
水素は体内の活性酸素を取り除いてくれる、抗酸化が主な効果です。
水素は酸素と結びついて水になる。
この化学式は活性酸素であっても同じで、増えすぎた活性酸素を水に変換することにより、肌の老化などを防いでくれる仕組みです。
活性酸素は普段の生活においても発生するのですが、ストレスや睡眠不足といった生活習慣の乱れで過剰に増えてしまい、肌や内蔵の劣化に影響を与えます。
健康的であっても激しい運動を行ったり、排気ガスや紫外線といった自分に関係ない要因で増えることもあるため、生活態度に心当たりがない方も注意しなくてはいけません。
そんな活性酸素を無害な水として排出してくれるのが水素です。
エイジングケアは全身に及ぶため、肌だけでなく内蔵の劣化対策としてもぴったり。
子宮や精巣も含まれるため、不妊対策の一環として採用されることもあるほどです。
また水素は分子の中で最も小さい物質として知られており、ほかの物質では入りにくい隙間にも届けることが可能。
ドロドロした血液やむくみであっても通り抜け、全身に効果を行き渡らせてくれます。
肩こりや疲れやすさなど、巡りに関わる悩みの解決にもぴったり。
ゆえにほかのエイジングケアに比べて、危険性も少なく効果を感じやすいのが魅力ですね。
水素、特に水と混ぜた水素水のブームで、スーパーやドラッグストアでも手に入りやすく、手軽にケアが始められるのも魅力と言えます。
水素による抗酸化で得られる肌ケア効果
水素が活性酸素を取り除いてくれることは、肌の様々なトラブルを解決する役に立ちます。
例えば肌の透明感。
紫外線で活性酸素は増えるとしましたが、活性酸素はメラニンを増やす効果も持っています。
つまり水素で活性酸素を抑えることが出来れば、メラニンも少なくなり、肌のシミやくすみが目立ちにくくなるということ。
もちろん肌を構成するコラーゲンなどの老化も抑えられるので、水素はシワやたるみのケアにも役立ちます。
また水素は抗炎症・抗アレルギーも期待でき、ニキビや吹き出物に悩んでいる方のケアにも便利です。
アレルギーでは花粉症に悩んでいる人にも水素は、おすすめ。
ケイ素の効果は水素と違う?
ケイ素はシリカの別称を持っており、シリカの名前でスキンケアに含まれていることもあります。
主な効果は水素と同じく活性酸素の除去。
ただケイ素の場合は自身がミネラルの1種ということもあって、活性酸素のみならず体内の老廃物や毒素を追い出すデトックスも期待できます。
加えてケイ素は、コラーゲンのサポートも行ってくれます。
コラーゲンは肌の細胞組織を繋いで弾力を維持してくれる成分ですが、ケイ素が加わることでより強固に。
間接的ではありますが、ケイ素は肌のハリや弾力に役立ちます。
肌以外にも活躍するケイ素
またケイ素は肌だけでなく、細胞組織が関わる内蔵や血液などのサポートも可能。
水素は滞っている血液でも入り込みやすいとしましたが、ケイ素は血管の滞りや損傷のケアをしてくれます。
美容面では爪や髪の毛のハリケアとしても重宝されており、シャンプーなどに使われることも。
歯に対しては丈夫さや虫歯予防も期待できるほどです。
例えば歯のホワイトニングで人気のZEROクリスタルもケイ素(シリカ)を含みますから虫歯予防にも良いわけですね。
言い換えると、ケイ素が不足すれば肌や髪のハリも失われてしまいます。
ケイ素は体内にも存在しますが、体内で新たに生成することは難しく、外から得る必要があるんです。
肌ケアを考えるならコラーゲンやエラスチンなどに限らず、ケイ素もしっかり補給しましょう。
そして水素ほど知られていないこともあり、ケイ素やケイ素を含んだ美容品は値段が高め。
水素でも得られる効果を求めているなら、あえてケイ素にせず、水素で対処したほうがコスパはよいかもしれません。
ただ水素とケイ素両方含むアイテムを使うなら、1つで済むのでコスパがもっと良くなります。
髪の毛のケアもケイ素にお任せ!
ケイ素ならばヘアケアとして使うことも可能です。
お湯20lあたりスプーン1杯を目安に溶液を作り、かけ流したあとマッサージしましょう。
洗面器など容量の小さい容器で作る場合は、溶液の割合に注意してください。。
こちらも別途お湯で洗い落とす必要はないので、シャンプーの仕上げとして使うのもありですね。
加えてケイ素には消臭効果もありますから、脇や足のケアとして、水に溶かしたスプレーを使うのも手。
制菌効果も期待できますから、悪臭だけでなくワキガに悩んでいる方にもケイ素は、おすすめです。
ただし商品によって目安が異なることもあるので、今回挙げた目安はどのケースも、参考程度に捉えてください。
パッケージの案内や説明書がある場合は、その指示に従ったほうが効率よくケイ素を得られます。
ケイ素入りの水素水でダブル効果
水素とケイ素の違いについて触れてきましたが、この2つは一緒に得ることも可能です。
水素水にはシリカ入りタイプなども販売されており、水素とケイ素を同時に飲むことができます。
両方の効果が欲しいなら、水素とケイ素、どちらも含んだ製品を試してみましょう。
例えば霧島天然水飲むシリカは、水素とケイ素の両方が含まれるので人気なのでしょうね。
水素単体で肌によい使い方は?
水素は水素水があるように、口から直接飲む方法が便利です。
水分補給を兼ねることができますから、手間もかかりません。
好きな時に飲むのはもちろん、運動直後やなど、活性酸素が増えやすいタイミングで飲むとより力を発揮しやすいですよ。
リラックスを兼ねて、疲労やストレスを感じた時に飲んでもよいでしょう。
水素水で解決できれば暴飲暴食を始め、不健康な方法に頼らずに済むメリットもあります。
どうしても水から得るのが難しい場合は、水素サプリに頼るのも手。
サプリならば1日分の目安がわかりやすく、かつ少量(錠剤1粒で済むなど)という魅力もあります。
例えば酵水素328選生サプリメントは、水素だけでなく酵素も含むサプリで人気ですね。
飲食に不安がある、あるいは反対にもっと摂取したいと思うなら、化粧品として洗顔直後に使いましょう。
ただ塗布するだけでも効果は期待できますが、おすすめはパック。
パックシートや、なければコットンでも代用できます。
あとは水素水を染みこませて肌につけるだけ。
5~10分程度貼ったら剥がし、化粧水などいつものケアをしましょう。
水素のどこでも入り込む力や抗酸化によって、化粧水以降のケアもなじみやすくなるメリットも生まれます。
また入浴剤としての水素を用いて、お風呂に取り入れるのもおすすめ。
肌に直接水素を与えることもできますし、蒸気を介して自然と口からも得ることができます。
入浴時は体も温まりやすく血行もよくなっていますから、全身に巡らせるのも容易です。
こちらも巡りのケアやリラックスによる疲労・ストレスケア、また全身の冷え対策も期待できます。
普段冷え性の方はもちろん、冬など寒い時期に水素風呂であったまるのもよいですね。
ケイ素を効率よく得る使い方
ケイ素も化粧品としてはもちろん、飲用・入浴として使うことが可能です。
肌ケアに使うなら水素水同様パックが便利。
スキンケアの中にケイ素成分が入っているものを使っても良いですし、ケイ素水をコットンなどに浸して使っても構いません。
飲用の際はコップ1杯(200ml)に対し、10滴ほど混ぜて飲むのがおすすめ。
水素水同様無味無臭なので、普通の水と同じ感覚で飲むことができます。
例えば先述しましたがケイ素水(シリカ水)で高評価で人気なのは「霧島天然水飲むシリカ」ですね。
ケイ素の場合30滴ほどになると、やや独特の風味が感じられるので、好みで量を調節しましょう。
水は1日2lの補給がよいとされていますから、その都度ケイ素も投入し、一緒に摂取すると面倒になりません。
ちなみに飲食というのであれば、玄米や海藻など、普段の食事からケイ素を得ることも可能。
サプリやケイ素の粉末のように含有量は多くないですが、玄米のほか大麦、わかめや海苔などに含まれています。
おにぎりや味噌汁など、和食からケイ素は得やすいので、余裕があれば和食中心の生活に切り替えてみましょう。
一方ケイ素を入浴剤替わりに使う場合は浴槽に対し、スプーン2杯程度が目安です。
化粧品のように皮膚から取り入れるほか、蒸気による経口摂取ができるのもケイ素のポイント。
お風呂から上がった後は洗い流す必要もありません。
水素使用時に気をつけること
水素は粉末やサプリ、水素水のような液体いずれであっても、濃度に注目しましょう。
例えば水素水の場合、1lあたりに溶ける水素の最大濃度は1.6ppmです。
0.00016%というとても少ない割合で、それ以上の水素を水1lに溶かすことはできません。
特殊な技術を用いれば高濃度を実現することは可能ですが、製造されてから各家庭で飲まれるまで、高濃度状態を維持し続けるのにもまた技術が求められます。
高濃度表記は偽物!とまでは言いませんが、該当する製品を購入する場合はなぜ高濃度を実現できているのか、その仕組みをよく確認しましょう。
もちろん、自分で水素水を作る場合も同様です。
たくさん水素を加えても溶け残ってしまい、もったいないので、目安量はきちんと守りましょう。
キープもしづらい水素
また水素の維持に関しては、低濃度であっても注意が必要です。
水素は分子の小ささから、容器すら通過してしまうことも。
また容器そのものは水素を密封できるタイプであっても、一度開封すれば入口から水素が抜けてしまいます。
アルミパウチなど水素をキープできると銘打っているパッケージでも、開封したらその日のうちに飲みきりましょう。
自分で水素水をつくる場合は、1度に飲みきれる量をその都度作ったほうが水素を無駄にせずに済みます。
そして水素たっぷりの水やサプリを飲んだとしても、効果を感じるには時間がかかります。
デトックスによってトイレが近くなったり、腸内環境ケアや毎日のスッキリ感は比較的得やすいですが、美肌などは数ヶ月続けてようやく変化が出るもの。
数日で変化がないからといって諦めず、続けることが大事です。
ケイ素も使う時は注意すべき?
ケイ素も効果を発揮してもらうには継続が前提となります。
ケイ素は吸収した全てがずっと体内に留まることはできず、半日~1日ほどすると、体外に排出されてしまいます。
なので1度に大量のケイ素を得るのではなく、少量をこまめに、毎日続けるのがベスト。
またケイ素の場合、植物由来と鉱物由来の2種類があり、どちらを選ぶかでも効果が違ってきます。
植物由来のケイ素は体内に吸収しやすいのですが、製造過程で弱点である熱を加えており、ミネラル分などを得られる量は少なめ。
ゆえに植物由来のケイ素は、お風呂での使用には向きません。
サプリや入浴剤など加工が施されていれば別ですが、使うとしてもぬるま湯がせいぜいでしょう。
対し鉱物由来のケイ素は熱に強いため、中の成分が変わってしまうことはないものの、吸収率は低いです。
水で薄めて使うことがほどんとなので影響は少ないですが、鉱物由来のケイ素の場合、直接口に含むのはNGというデメリットも。
少量だけど確実に得るか、母数を多くして量を稼ぐかといった好みはもちろん、どんな場面でケイ素を使うかでも向き不向きが存在します。
不向きな方法でケイ素を摂取して、体に変化がなかったなんて、もったいない事態は避けたいものです。
水素やケイ素の効果の違い比較!まとめ
水素は増えた活性酸素に結びついて水となり、無害な状態で排出してくれる成分。
体の隅々まで回って、効果を発揮しやすいのが特徴です。
一方ケイ素は活性酸素に限らず、老廃物全般の対応がしやすい成分。
体のデトックスが期待できます。
微妙な差異があることから、別々に利用するのはもちろん、両方いっぺんに得る方法もあり。
スキンケアならパック、ほか飲用やお風呂に取り入れて、全身ケアに活用することもできます。
ただし使う際は、それぞれの濃度に注意し、効果を満足に得られるかは確認が必要です。
特に水素は密閉していても分子が小さく抜けやすいので、必要な分だけ用意する、早めに飲みきるといった対策をしましょう。
またどちらも、1回使っただけで肌がキレイになるわけではありません。
毎日継続してようやく変化が現れるので、無理なく続けられる手段を選ぶことも重要です。
水素とケイ素のパワーで、肌はもちろん全身をスッキリ、フレッシュにしちゃいましょう。
例えば、私が飲みたいなと思うのは、霧島天然水飲むシリカ水です。
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