更年期で肌荒れ・大人ニキビ(吹き出物)が酷い!原因と対策は?

更年期で肌荒れ・大人ニキビ(吹き出物)が酷い場合の原因と対策について、私自身、最近、ぶつぶつができたり、ニキビが出来やすかったりと気になったので詳しくリサーチしました。

長文になるので時間がない場合は、ブックマークなどして後からゆっくりご覧ください。

更年期で肌荒れ・大人ニキビ(吹き出物)が酷い!原因と対策は?

年配

お肌の曲がり角は25歳や30歳と言われるなど、寿命のわりにかなり早い印象があります。

ですが30代以降であっても、エイジングケアなど徹底すれば、美魔女と呼ばれる女性たちのようにきれいな肌を保つことは可能です。

ところが、今まで美肌をキープしてきた人でも、更年期を迎えると突然肌が荒れやすくなったり、吹き出物が出たりと悪化することも。

年を経たから仕方ないと片付けてしまうのは簡単ですが、もし更年期特有の原因があるとしたら、しっかり対策したいと思いませんか?

なぜ更年期になると肌が荒れやすくなるのか、原因に対処することはできるのかを、今回は見てみました。

更年期に肌荒れしやすくなるワケ

何?

まず更年期の肌荒れから

更年期は閉経の前後に起こりますが、閉経で子宮の機能が衰えることによって、女性ホルモンの分泌もなくなる、あってもわずかな量になってしまいます。

女性ホルモンは生理や妊娠・出産と言ったライフスタイルに関わるだけでなく、女性らしい体つきを形成するのにも欠かせない物質。

豊かな胸や腰と言った体型もそうですし、男性に比べて柔らかい肌もその1つ。

つまり肌が荒れやすくなるのは、更年期で女性ホルモンが激減しているからなんです。

特にエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンは、コラーゲンやエラスチンなど、肌の奥にある根本的な成分をサポートする役目も担っています。

ゆえに普段からスキンケアでコラーゲンやエラスチンを得ることはできても、女性ホルモンが減っていると肌の奥で上手く機能しにくくなります。

結果、更年期になると以前に比べて荒れやすくなったと感じるんです。

肌荒れしていてもスキンケアはほどほどに?

ホント?

また更年期に肌荒れしやすくなるのは、スキンケアのやりすぎも原因とされます。

通常のケアに比べて肌荒れ用のアイテムや、エイジングケアできる化粧品など、更年期になって使うスキンケアの数が増えたという方も少なくありません。

しかし欲張ってあれもこれもと使い続けると、かえって肌の負担に。

肌荒れによって肌そのものが弱っていると、敏感肌のように、強力成分がダメージを与えている可能性も考えられます。

肌に良い成分だからたくさん行えばそれだけ肌のプラスになる、という考えは改めた方が良いかもしれません。

種類数を減らすのはもちろんのこと、たっぷり使うのも時と場合によります。

そしてスキンケアのやりすぎと言えば、手の使い方も厄介です。

例えばメイク落としや洗顔で、明らかに顔をこすっている洗い方。

手は顔と同じ皮膚なので、スポンジなどを使うより負担がないとは言いますが、それでもメイク落としのオイルやクリーム、洗顔料の泡などで肌を包んでいない洗い方はNG。

若いころはそれで問題なかった、という方も、荒れやすくなっている今は注意しましょう。

スキンケアを塗布する際も同様です。

ゴシゴシと塗らないように注意です。

更年期の大人ニキビや吹き出物ができる理由って?

疑問

一方大人ニキビや吹き出物においても、女性ホルモンの減少は大きな原因の1つ。

ある程度偏った食事や不規則な生活をしていても、女性ホルモンがきちんと働いていることで、今までは大人ニキビに悩むことはなかったと言えます。

反面、更年期においては、きちんとした生活態度でも、ちょっと油断すると大人ニキビになる可能性があると考えるべきでしょう。

加えて注目したいのが、女性ホルモンのバランスです。

更年期は女性ホルモンが一気に減るものではなく、10年ほどかけて徐々に減っていきます。

子宮の機能もいきなり停止するわけではないので、その間には女性ホルモンが新たに分泌されることも。

生理周期が延びるばかりではなく、短くなったりと不安定になるのと同じですね。

大人ニキビや吹き出物は、その変化に耐え切れずに出ていることもあります。

ホルモンバランスが減ったかと思えば増えたり、激減するかと思えばならだかな減少だったり。

更年期における、女性ホルモンの安定のなさが、大人ニキビや吹き出物を作っているんです。

更年期の肌荒れ対策とは?

対策は?

肌荒れを防ぐには、やりすぎない工夫をすることが大事です。

例えば朝の洗顔時は水だけで済ませ、洗顔料を使わないこと。

1日の汚れが蓄積しているであろう夜の洗顔ならともかく、寝ただけの翌朝は汚れなし、あっても部屋のホコリなどがついた程度のことが多いです。

そんな時に洗顔を使っては、肌への負担になる可能性大。

午前中からもう肌荒れを感じる、メイクのノリが悪いという方は、朝の洗顔を抑えてみましょう。

むしろ洗顔料を使う手間が省けるので、忙しい朝にはメリットです。

また夜の洗顔も、メイク落としは無理に行わないこと。

メイクが残ることで、肌のマイナスとなったり、寝具にメイクが付着するなどのデメリットはあります。

しかしメイクを完全に落としきるために、肌をこすりすぎてぼろぼろにしてしまっては本末転倒です。

メイクを全く落とさないのが良いというわけではないですが、1回で落としきれないからと言って、該当箇所を手でぐりぐりこするのは止めましょう。

またメイク落としも、拭き取りタイプを使うのは控えることをおすすめします。

1回でするんと落ちると謳い文句の多い拭き取りタイプですが、拭き取る行為自体が肌への負担だからです。

旅行で荷物を減らしたいなど、どうしても必要に迫られたときだけにしましょう。

もちろん外泊においても、オイルやほかタイプのメイク落としを、小瓶などに詰め替えられる、お試しサイズがある場合は使ってください。

保湿は肌の力に任せることも大事

スキンケアのやりすぎにおいては、改めて普段の肌の様子を確認することも大切です。

仮にいくら保湿が重要だからと言って、別にカサついていない肌にまでたっぷりと塗る必要はありません。

肌荒れは乾燥していると起こりやすく、また更年期は年齢から乾燥しがちとも言われますが、実際に乾燥していないなら話は別。

スキンケアに記載の使い方を守ればそれで充分です。

また肌には皮脂という、天然のバリアが存在します。

皮脂は常在菌の餌でもあり、その排泄物は肌の保護膜にもなってくれます。

基本的にはそれらの効果で十分肌は守られるため、目元や口周りなど、気になる部分だけスキンケアを重ね塗りするなど対処しましょう。

洗いすぎやスキンケアだけに頼りすぎは、皮脂や常在菌のバランスを崩し、肌を荒れさせやすくします。

それがまた、より多くのスキンケアを使わなければいけないという使命感へとシフトする悪循環を生んでいるかもしれませんよ。

事前の肌荒れ予防はできる?

ペット

スキンケアのやりすぎも肌荒れする原因だとしましたが、言い換えればやりすぎず適度に行えば、肌荒れを予防することは可能です。

手の使い過ぎであれば、まずたっぷり手に取ったスキンケアを広げる際は、手が直に顔に触れてしまうぐらい伸びたら止めましょう。

化粧水など肌の上に膜を作りにくく、手が顔に触れやすいアイテムはパッティングなど、こするのではなく押すようにしてなじませます。

押すときもギュッと力を入れてしまうのではなく、軽く押さえるぐらいで十分です。

その分10秒ぐらい手を置いておき、スキンケアを手で温め、なじませやすくしましょう。

更年期の大人ニキビや吹き出物をケアする方法

口コミ

女性ホルモンという支えがない状態なので、大人ニキビや吹き出物を抑えるには、今まで以上に生活態度に気を付けなくてはいけません。

例えば甘いものや炭水化物のみの食べすぎ。

糖質や脂質過多で大人ニキビや吹き出物が出やすくなるという話は耳にしますよね。

野菜や肉など、全体的にバランスよく食べて入れば、大人ニキビが出る可能性は比較的少ないんです。

バランスを考えず、特定のものだけに偏り、なおかつそれだけをたくさん食べてしまうのが問題なんですね。

食欲はないけど甘いものだったら食べられる、なんて食生活の方は特に注意しましょう。

味では塩分過多も吹き出物を作りやすいです。

塩味の惣菜にさらに塩を振りかけて食べるなど、濃い味が好きな人は、たまには何もかけずに惣菜そのままの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

特に魚介類、海産物は素材自体に塩気があることも多いですよね。

最初は薄味に感じるかもしれませんが、徐々に塩分を減らして慣らしていきましょう。

また糖や脂の多い乳製品も注意。

チーズやヨーグルトと言った発酵食品になると吹き出物ができる程度は低いようですが、やはり食べすぎ・飲みすぎには気を付けましょう。

牛乳の味ならともかく、栄養分などを目的にたくさん飲食しているのであれば、豆乳やアーモンドミルクなどに切り替えてみるのも手ですよ。

スキンケアの油分に注意

注意点

スキンケアにおいては、保湿の仕方に注目してみましょう。

水分を与えたり、内側から肌の保水力・保湿力を高めるなどのアイテムはよいですが、注意したいのは表面を保護するバリア機能を持ったアイテム。

水分を逃がさないためのバリアなので、化粧品によっては油分が多く含まれていることもあります。

しかし油分が多いと、かえって大人ニキビや吹き出物はできやすくなるもの。

肌荒れのところでも触れましたが、肌には本来備わっているケアのための力があります。

スキンケアの油分だけに頼るのではなく、肌本来の力を伸ばせるアイテムに切り替えて様子を見てみましょう。

森 水絵森 水絵

例えば私が実際に使ってみたら、お肌の調子が良いのが、ファインビジュアルのビジュアルアップトライアルセットです。
ファインビジュアルのビジュアルアップトライアルセットの口コミ効果体験レビュー

他では、すでにニキビが出来てしまった時は、テアテ化粧水の方が効果的です。
テアテ(teate)化粧水の噂や口コミは本当?主婦の吹き出物やニキビ跡もキレイになる?

大人ニキビや吹き出物は事前を作らないためにできること

寝起き

大人ニキビや吹き出物はまた、精神的な問題でも増えやすいです。

ストレスで増えること自体は年齢に限らずあることですが、更年期は女性ホルモンの減少で、ちょっとしたことでもイライラしたり、不安になったりするもの。

だからこそ、心の変化にはきちんと向き合い、適度に発散していく必要があります。

スキンケアもやり過ぎていない、生活態度も悪くないなら、気持ちの変化が影響していると言ってよいでしょう。

仕事は身体の疲労だけでなく心の疲労においても無理をしない、入浴や睡眠を十分にとる、ストレッチなど軽いものでもよいから運動をする、と言った方法がおすすめです。

食べすぎや飲みすぎは吹き出物の元ですが、普段から好んでいる、むしろストレス発散になっているならいきなり全カットではなく、徐々に量を減らすことで対策を。

無理に規則正しい生活に切り替えても、それ自体がかえってストレスになってしまいます。

毎日のように甘いものを食べている方なら、翌週は週6、次は週5とゆっくりでもいいのでペースダウンすることが大事です。

ただし、無理をしないのと自分を甘やかすのとはまた別。

できるのに「今日は先週と同じでいいや」と考えていては、いつまでも吹き出物は消えないと思ってください。

女性ホルモンを安定させることも大事

ポイント

大豆イソフラボンなど、普段の食事で女性ホルモンに近い成分を補うのもケアになります。

イソフラボンなど植物性エストロゲンと呼ばれる物質は、体内でエストロゲンと同じ働きをしてくれるため、更年期を始め生理中の悩みなどにも役立ちます。

以前の量まで女性ホルモンの量を復活させるものではありませんが、乱れたバランスを整えるには便利。

イソフラボンであれば大豆そのままはもちろん、納豆や豆乳、豆腐など様々な大豆製品を利用することで、飽きずに続けられるメリットを持っています。

大豆製品が苦手という方は、漢方やサプリなどで植物性エストロゲンを得てもよいでしょう。

森 水絵森 水絵

例えば更年期にも良い高麗人参がメインのサプリは、高麗美人です。
イライラ、どんよりなどにも対策できます。
高麗美人の口コミ噂に嘘は?副作用・飲み方・コスパを主婦が評価!

更年期だけでなく、糖尿病や肝臓、血圧などの生活習慣病の悩みもあるときは、田七人参の白井田七の方が効果的です。
白井田七(しらいでんしち)の口コミ効果やコスパを評価!更年期対策にも良い噂は本当?

なおバストの垂れなどが気になる人は、ルーナプレミアムが効果的です。
更年期の悩み、バストの悩みなど幅広く解決に導きます。
→ルーナプレミアムはドラッグストア(薬局)でも市販?楽天・Amazon等どこの販売店が最安値?

更年期で肌荒れ・大人ニキビ(吹き出物)が酷い!まとめ

まとめ

更年期は女性ホルモンが減少するため、女性ホルモンによる肌へのサポートもなくなります。

また一定のぺースで減少するとも限らないため、バランスの調整ができず不安定になるのも荒れやすくなったり大人ニキビになる原因です。

女性ホルモンを補うとともに、改めてスキンケアや生活態度を見直してみましょう。

バランスという意味では、食事も様々なメニューを含めること。

少量でも全部炭水化物や味の濃いものと偏った内容であれば、肌は簡単に荒れてしまいます。

年齢を理由にスキンケアは気を使っている方も多いと思いますが、気の使い過ぎが肌荒れを促進させている可能性も否めません。

また女性ホルモンの減少は、精神的にも怒りっぽくなったり、以前は耐えられたことでもくよくよするデメリットを生み出します。

甘やかすのはよくありませんが、普段の生活の中で、肌荒れ対策を含めて無理をしないことも大事です。

更年期の肌トラブルに負けず、健康的な肌を取り戻しましょう。