ワキガがひどいと急に自覚の40代女性である知人からの相談に答えたことからまとめてみました。
40代になって気づくというのは、ワキガの可能性もありますが加齢臭の可能性も高いかも?と感じました。
加齢(更年期)とワキガの関係や40代50代女性の強い脇の臭いの原因と対策についても調べてみました。
今までは全く気にならなかったのに、ある日突然脇の臭いが気になるようになった。
40代女性の方でよく聞く話です。
脇の悪臭と言えばワキガですが、一概に全てのケースがワキガとは言い切れません。
汗臭いというだけなのに、必要以上に心配してしまう方もいますし、ワキガとは別の臭いを勘違いしている可能性だってあります。
ワキガ対策を行っていても効果がないと思ったら、対策方法だけでなく、自分は本当にワキガなのかも疑ったほうが良いでしょう。
今回はワキガの特徴や原因、対策方法だけでなく、ほかの臭いトラブルについて、中でも40代で起こりやすい加齢臭を例に、原因や対策をご紹介します。
ワキガがひどいと急に自覚の40代女性!ワキガの原因は?
ワキガがひどいと急に自覚の40代女性が増えているようですが、本当にワキガなのか?ワキガの原因をみてみましょう。
そもそもなぜワキガになってしまうのでしょうか?
実はワキガは遺伝によって受け継ぐ可能性が高く、両親がともにワキガであれば、8割以上の確率でワキガになるそう。
両親のどちらかがワキガでも、5割と半分以上の確率でワキガになるんです。
またワキガ=脇から出る臭い全般と受け取る方もいますが、厳密には脇汗の全てがワキガではありません。
脇にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺があるのですが、このうちアポクリン腺から出る汗が、古いのに落ちずに残った皮脂や雑菌などと混ざって悪臭を放つようになるのがワキガ。
エクリン腺はもとより、アポクリン腺から汗を出すだけでは、臭いが発生しないんです。
汗だけなら無色透明でさらっとしており、べたつきや黄ばみが出るのも皮脂や雑菌の影響。
またアポクリン腺は脇の下だけでなくデリケートゾーンや耳などにも集中しており、ワキガであればそれらの箇所でも同様の臭いが発生します。
ちなみに耳垢が乾いた固形ではなく、粘ついた状態だとワキガと言われるのもそのせいです。
もし耳垢が乾いていて固形なら、ワキガではなく、更年期に起こりやすい加齢臭の可能性が出てきます。
確認してみるといいです。
どちらかわからない場合は、ワキガでも加齢臭でも対策できるデオシークを使うと良いです。
→デオシーク(DEOSEEK)は加齢臭にも効果?ワキガ以外にも良い理由!
ワキガ対策は生活の見直しから
ワキガに対し、確実な方法を選ぶなら、手術や注射などの医療に頼るのが1番です。
今は手術しなくてもワキガ治療ができるクリニックも人気です。
→ガーデンクリニックでワキガ・多汗症治療の口コミ!1日で治る?
しかし費用や施術にかかる時間などを考えると、手間も多く、また医療であっても100%成功するとは限らないのがネック。
まずは普段の生活の中で、解消できる方法がないかを探してみましょう。
言うまでもなく、規則正しい生活は大前提です。
早寝早起きとはいかなくても、疲れを翌日に持ち越さないだけの睡眠時間は確保する。
栄養バランスを考えた食事をとる。
軽くても毎日運動を続ける。
などは、できる限りこなしていきましょう。
脂っこい食事など、偏った食生活はNGです。
運動はもちろん入浴など、ストレスの緩和につながる行為も意識しましょう。
たんぱく質の食品や酸性肌にも注意
食事においては、脂だけでなくたんぱく質の摂りすぎにも注意してください。
たんぱく質はそもそも身体の皮膚のもとになるので、たくさん食べればその分皮脂も出やすくなると言えます。
筋トレなど鍛えている方はともかく、必要以上に食べすぎないようにしましょう。
また動物性たんぱく質ほど臭いの原因になりやすいので、食べたい場合は植物性たんぱく質に目を向けてみるとよいかもしれません。
さらにワキガは酸性の肌だと細菌が増えやすいです。
石鹸などのアイテムは弱酸性がよいと言いますが、それはあくまで肌へのいたわりを踏まえてのこと。
洗浄力・殺菌力などを重視するなら、アルカリ性が適しています。
石鹸やボディソープを見直すとともに、アルカリ性の食材である梅干しや海藻などを積極的に食べるのもおすすめです。
脇の清潔さをキープするのもポイント
皮脂や雑菌も関係してくるので、汗をかいたらこまめに拭き取るのも立派なワキガ対策です。
夏場は次から次へと出てきて大変かもしれませんが、清潔さを維持すればその分臭いが発生する確率も減ります。
清潔さを保つなら、脇用の汗拭きシートやアルコール除菌シートもおすすめ。
アルコール除菌は肌が弱い方だと荒れる可能性があるので注意が必要ですが、臭いを発生させる細菌に対処するのでしばらくはワキガを抑えられます。
また脇やデリケートゾーンの場合、適度に除毛することもワキガ対策に。
汗腺は毛穴とつながっており、ムダ毛に皮脂や細菌がたくさんついていることで臭いを悪化させることもあります。
加えてムダ毛そのものが多ければ、ホコリや汚れなどを付着させやすいため、やはり臭いの原因に。
ムダ毛があることで汗や臭いのケアになることもありますが、必要以上に生やす必要はないでしょう。
ムダ毛を脱毛できるクリニックやサロンは色々ありますが、日焼け後の褐色肌でも脱毛できて痛みが少ないと人気なのがフレイアクリニックです。
→フレイアクリニックの口コミ!褐色肌でも脱毛!痛みも少ないは本当?
丁寧な洗浄も臭いケアのコツ
ワキガに悩んでいて脇を洗う際は、丁寧さを心がけてください。
できればボディタオルやスポンジなどは泡立てに使うぐらいで留め、手で優しく洗いましょう。
必要以上にゴシゴシこすると皮膚へのダメージとなりますし、皮脂が新しいものまで取れてその分ワキガが発生しやすくなることも。
洗浄アイテムにもワキガ用のものがありますから、こすらないと洗った気がしないという方は、専用ケアアイテムの効果に任せてみるのもありです。
例えばデオシークボディソープは、臭い対策でワキガにも効果と人気です。
→デオシークボディソープの効果!体臭防止とニキビを防ぐ効果は本当?
デオドラント剤でワキガ対策
またせっかく汗拭きシートなどのデオドラント製品を使うなら、ワキガ対策ができるものを選びましょう。
成分の中に消臭や除菌だけでなく、ワキガ対策が可能なものを含んだアイテムは多いです。
アポクリン腺や毛穴の奥まで成分がなじみやすいなど、デオドラント剤の仕組みについてもメリットがあるとよいです。
ワキガ対策で人気のデオドラント剤は、色々ありますね。
→デオシークとクリアネオとノアンデの違い比較!ワキガにはどれ?選び方!
臭いをため込まない工夫も
シャワーやケアシートで脇を清潔に保つことを挙げましたが、臭いを脇にため込まない、適宜発散させてしまうのも対策になります。
臭いが薄い状態であれば、自分も周囲も気づきにくいですよね。
おすすめは服を綿など天然の材料を用いたものにすること。
化学繊維だと、通気性がよいと言っても吸湿性が悪く、臭いがこもりやすくなってしまいます。
ワキガ自体の臭いはさほどでもないのに、ため込むことで酷い臭いになってしまっていたら嫌ですよね。
どうしても化学繊維の服が良い場合は、通気性だけでなく吸湿性、吸水速乾などの機能を備えているかチェックしてください。
それは本当にワキガ?
ただ最初にも書きましたが40代という年齢を考えると、一概にその臭さはワキガと言い切れない可能性もあります。
例えば遺伝の例を考えたときに、両親はもちろん親戚にもワキガという人がいないのなら、あなたに起こっているトラブルはワキガではない可能性の方が高まります。
またワキガの場合、単なる汗臭さとは違って、生乾きの雑巾、腐った玉ねぎなど、鼻の奥がツンとするような強さの臭いと言われます。
感じ方は人それぞれですが、もわっとするような臭いというよりは、刺激のありそうな臭い。
こちらも「違うかも…」と思ったら、ワキガとは別の要因の可能性大。
ワキガでないとしたら、対策も早々に改めないと、いつまでも解決しません。
臭いの原因は加齢臭かも
特に勘違いされやすいのが加齢臭です。
加齢臭の場合は脂っぽい臭いが特徴なので、ワキガとの判別もしやすいでしょう。
また加齢臭の場合は、ノネナールという物質が増えることで発生します。
ノネナールは、身体にあるパルミトオレイン酸が、皮脂や細菌などによって酸化することで生み出される物質です。
加齢臭の原因はワキガと違う?
加齢臭はノネナールによって起こるとしましたが、40代の女性であればもう1つ、臭いが感じやすくなる理由があります。
それは加齢による女性ホルモンの低下。
女性は男性に比べて臭い問題が少ないイメージがありますが、それは女性ホルモンに悪臭を抑える効果があるため。
逆に言えば、女性ホルモンが低下してくると、それまで抑えられていた臭いも感じやすくなります。
40代で悪臭が発生したのではなく、以前から臭いはあったものの、40代で悪臭を感じやすくなったというパターンですね。
また40代前後に起こりやすいミドル臭は、ストレスなどに起因する疲労臭など、悪臭の種類にはいくつかあります。
ミドル臭は頭の臭さにも影響するので、枕の臭いをチェックしてみるとよいですよ。
汗やフケなど、頭の臭いの原因がほかにないのなら可能性ありです。
疲労臭はワキガと似てツンとする臭いなので、普段の生活でストレスを抱え込んでいないか振り返ってみましょう。
さらに言うと、ワキガだから加齢臭はない、加齢臭だからワキガじゃないとは言い切れません。
両方の原因が合わさっている可能性もあるので、それぞれの対策で効果がない場合は、別の原因を探るだけでなく、両方の対策を同時に行うことも考えましょう。
加齢臭対策は落ちない脂の除去から
加齢臭だった場合は、まず脂臭さをなくすために、入浴は必ず行うこと。
シャワーでも構いませんが、古くなった皮脂など、臭いを生み出しやすい環境を作らないようにしましょう。
余裕があれば、夜だけでなく朝もシャワーを浴びてスッキリするのがおすすめ。
またワキガ同様、日中もこまめに汗は拭き取ってください。
ちなみに加齢臭は、服などにも臭いが移ることがあります。
普段来ている服なら洗濯で臭いを落としているかもしれませんが、上着などクリーニングで対処するような服は、特に注意。
クリーニングに出す頻度が少ないと、次にクリーニングするまでの間に臭いが溜まり、身体から臭いが出ていなくても臭いと自分や周囲に感じさせてしまうかもしれません。
もし服の臭いが気になる場合は、クリーニングの頻度を上げるのも対策です。
頻度を上げられない場合は、消臭・除菌スプレーで次回のクリーニングまで抑えるか、脇用パッドなどを使って服に臭いが移らないよう工夫したいところ。
加齢臭対策可能な成分・構造のアイテムを使うのも良いです。
→デオシーク(DEOSEEK)は加齢臭にも効果?ワキガ以外にも良い理由!
女性ホルモンを増やして臭いの抑制を
一方間接的な原因として女性ホルモンの低下について挙げましたが、女性ホルモンを増やして臭いを抑えてもらうのもおすすめです。
例えば大豆イソフラボンなど、女性ホルモン様物質を得ることで、体内で女性ホルモンと似た働きをしてもらうことができます。
イソフラボンは大豆そのままはもちろん、豆乳や納豆、豆腐など、大豆製品からも得やすいので、普段の食事でも補いやすいです。
ワキガの場合でも、原因対処ではないものの、臭いの強さを緩和したいなら役立ちます。
食事でエイジングケア
女性ホルモンを増やすだけでなく、全身の若返り、エイジングケアをするのも臭い対策におすすめです。
例えばポリフェノールやビタミンEなど、抗酸化ができる成分。
ポリフェノールなら赤ワインやベリー系、ビタミンEならナッツ系に多く含まれています。
また食物繊維やオリゴ糖、ビフィズス菌などで腸内環境のケアを行うのもエイジングケアの1つ。
便秘や巡りの悪さなど、消化・分解が滞るのも身体を老化させる原因です。
ワキガがひどいと急に自覚の40代女性!まとめ
ワキガは遺伝で発生するのが大半なので、自分がワキガか否かを確かめるには、家族や親戚の状況を確認してみるのがおすすめ。
両親がワキガであれば自分もワキガである確率は高いです。
親はもちろん親戚にもワキガの方がいなければ、臭いの原因は別にあると思ってよいでしょう。
40代であれば、更年期に起こりやすい加齢臭などが原因の可能性も高いです。
またワキガにしろほかの原因にしろ、40代という年齢は更年期で女性ホルモンが減りつつある時期。
そのため今までは女性ホルモンによって抑えられていた臭いが、今になって感じやすくなった可能性もあります。
対策は原因がいずれであっても、まずは規則正しい生活ができているかを考えることから始めましょう。
体内の偏り・老化を防ぐために、食事はバランスを整えつつ、ポリフェノールなど抗酸化が期待できる素材がおすすめ。
また食べた素材をしっかり分解・吸収できるよう、食物繊維などでお腹の調子を整えておくことも大事です。
汗っかきの方や夏場は、汗をどれだけこまめに拭き取れるかも重要。
ワキガはアポクリン腺から出る汗が皮脂や細菌と結びついて起こるので、こまめに拭き取って臭いの発生を防ぎましょう。
除菌シートやワキガ用のデオドラント剤など、皮脂や細菌のケアができるアイテムだとなお便利です。
臭いの発生ではなく自分が感じること、周囲に察せられることが嫌なら、衣類のケアも怠ってはいけません。
知らないうちに臭いが移ったり、発散できずにこもらせて悪臭となっていることがあるからです。
普段着る服だけでなく、コートやジャケットのような上着も、定期的にクリーニングに出すなどして消臭しましょう。
自分の臭いはどれなのかを見極め、的確に対処して快適な生活を取り戻してください。
いろんな原因があると思うときは、ワキガにも加齢臭や疲労臭にも対応できるデオドラントを使うのも効果的ですね。
例えばクリアネオは、ワキガの臭いが酷い場合も加齢臭や疲労臭にも効果と高評価です。 デオシークも、ワキガにも加齢臭や疲労臭にも対応と人気です。 |