更年期にシミが増えるって本当かな?
美白習慣で解決できるのか調べてみました。
年齢を経た人の顔で目立つものと言えばシワですが、一方でシミも少なからず見られます。
私も顔のシミが増えてきたと悩み中ですよ^^;
シワは時にチャームポイント、正しく年齢を重ねた証と受け取られることもある一方、シミによいイメージはないような気がします。
そんなシミですが、年を経るごとに徐々に出てくるのではなく、更年期になると急にシミが出やすくなるという話をご存じですか?
更年期は閉経にも関わることですから、女性らしさが失われるという意味では、肌荒れしやすくなると考えることもできますが、それだけなのでしょうか。
昨今では、更年期に該当する年代の方であっても、美肌を保っているケースも少なくありません。
とすれば、更年期のシミにも対策が可能だと考えられます。
今回は更年期にシミが増えるのか、増えるとすれば原因は何か、対策は可能かと言ったポイントから、更年期とシミの関係を見てみました。
更年期にシミが増えるって本当?理由は?
更年期は、閉経の前後10年ほどの時期。
閉経で子宮の機能が低下することにより、子宮が多くを担っていた女性ホルモンの分泌も減ることで、ホルモンバランスも崩れやすくなります。
徐々に減っていくならまだしも、一時的に増えたり急激に減ったりすることもあり、肌もシミなどのトラブルが起こりやすくなるんです。
特にシミは、女性ホルモンのバランスが崩れると、色素成分であるメラニンができやすくなるために発生します。
また更年期や女性ホルモンの乱れは、ストレスも感じやすいです。
ちょっとしたことで怒りや悲しみが生じ、それによって肌荒れを招くことも。
更年期は早ければ40代から、50代ぐらいに起こります。
その年代の女性と言えば、お子さんが学生で育児の手間こそかからなくなっても、成績や人間関係、自身も先生や同級生のお母さん同士との付き合いなどストレスを抱えやすいタイミング。
もちろん人によってはお子さんが幼く、育児にかかりきりで大変ということもあります。
管理職など、仕事で責任を求められる立場にいてストレスをため込むことも考えられます。
自身の内面だけでなく、外部の環境という視点から見ても、更年期は肌荒れが起こりやすい時期。
双方の相乗効果もあり、以前よりもシミが増えたと感じるんです。
美白習慣で解決できる?具体的に何をする?
毎日の美容習慣でシミ対策を考えるなら、まずは基本ができているかをチェックしましょう。
例えば洗顔。
メイクをした日はクレンジングで残さず落としきれているか?
次の洗顔も含めて、洗う時はたっぷりの泡など、肌に負担をかけずにできているかは特に大事です。
スキンケアでは、美白も重要ですが、まずは保湿ができているかを確かめましょう。
潤いは肌のバリアとしての役目も持っており、紫外線など外からの刺激に備えてくれます。
更年期は女性ホルモンの乱れによるシミが起こりやすいとはいえ、外からの刺激でシミができないわけではありません。
また内面のケアにも注目。
本来であれば、シミはターンオーバーによって皮膚の最も上に出、その後、古い角質などと一緒に剥がれることで消えます。
ターンオーバーは年齢を経るにつれて延びますが、無くなることはなく、更年期であってもいずれはシミを剥がしてくれるものです。
しかしいつまで経ってもシミが消えない、むしろ増える一方なのであれば、それはターンオーバーが年齢以上に延びている可能性大。
本来の時間に戻す工夫が必要です。
例えば血の巡り。
血液は必要な栄養を体の各所に届け、反対に不要な老廃物を排泄させる働きを担っています。
しかし血の巡りが滞っていると、新しい肌を作るのに必要な栄養を届けるのもゆっくりになり、ターンオーバーも遅くなってしまうんです。
一方排泄される不要物には、実はメラニンも含まれています。
メラニンの量にもよりますが、血の巡りがよければ、メラニンも肌に出る前に回収され、排泄されるはず。
滞ってしまったことで、メラニンは肌に残るしかなくなり、シミという形で表れてしまうんです。
身体を温めたり、巡りを促す食事をすると良いですね。
反対に体を冷やしたり偏った食事を避けるなど、普段の生活を振り返ってみましょう。
更年期の肝斑とシミは違うの?
肝斑もシミの一種ですが、どこにでもできるシミとは少しタイプが異なっています。
そもそも肝斑は、左右の頬骨あたりに均等にできる茶色いシミ。
ニキビや紫外線由来のシミのように赤みがかった色はしておらず、できる範囲も限定されています。
肝斑が発生するのは主に女性ホルモンの乱れが原因。
ストレスなど、外から得たものが女性ホルモンに影響して起こることはあるものの、基本的には内側の変化で発生します。
ゆえに、女性ホルモンが乱れやすい更年期に特に肝斑が目立つんです。
いいかえれば女性ホルモンが乱れがちの方には起こりやすいのが肝斑。
若年性更年期や生理不順などの悩みも抱えやすい、30代後半から肝斑ができる方もいます。
さらに加えると、肝斑は更年期を過ぎると徐々に消えていきます。
60代以降の方に肝斑が起こりにくいのもそのせいです。
女性ホルモンを増やすとシミも薄くなる?
更年期に女性ホルモンが減るのであれば、外から増やしてあげればよい、というのは間違いではありません。
ただいたずらに女性ホルモンを増やせばよいわけではないです。
更年期前よりも過剰に女性ホルモンを得ても、閉経に向けて減り続けるのと相まって、さらなる乱れを起こしかねません。
あくまで女性ホルモンのバランス調整を念頭に置きましょう。
減ることよりも乱れることにこそシミの原因があるならば、女性ホルモンの増減を急激ではなく緩やかにすることを目指します。
また女性ホルモンでメラノサイトの機能が抑えられれば、メラニンが発生しにくくなります。
しかし、既にあるシミを薄くするのであれば、美白や潤いなど、肌そのものの状態も見直さなくてはいけません。
女性ホルモンを増やすことは、シミを薄くする助けにはなるものの、それだけで薄くできるわけではないと覚えておきましょう。
女性ホルモン様の作用で更年期対策になる高麗美人は、シミ対策にも期待できそうですね。
→高麗美人の口コミ噂に嘘は?副作用・飲み方・コスパを主婦が評価!
美容クリニックのシミレーザーで更年期のシミも消える?
美容クリニックで行われているレーザーも、シミ対策の1つです。
値段は高いものの、その分ほかの方法に比べると強力で、変化も感じやすいため。
またレーザーには熱によるコラーゲン生成など、肌の活性化に役立つメリットもあります。
肌の状態を高めることでシミのできにくい肌へと近づけることも可能です。
シミだけでなく、シワやたるみなどの悩みにも役立ちます。
ただしシミのうち、肝斑はレーザーでは消えにくいとされ、場合によってはより濃くなってしまうことも。
特に波長が短め、あくまで肌表面のシミに対するレーザーだと消えにくいので、クリニックで行っているレーザーが肝斑にも可能なものなのかを考える必要があります。
そもそもできているシミが肝斑なのかそれ以外なのかを把握できないと、レーザーの効果も半減。
クリニックのスタッフに相談し、きちんと確認してもらってから行いましょう。
肝斑の可能性が高いシミに対しては、スキンケアなどを継続して続ける方が対処しやすいです。
レーザーをした場合、飲み薬や塗り薬などを提供されることがありますが、併用しての相乗効果が目的。
レーザーだけやれば安心、ではなく、ほかの方法と併せて徹底した対策をすることも大事です。
シミレーザーで人気なのは、エトワールレジーナクリニックですね。
→エトワールレジーナクリニックのピコレーザーの口コミ!シミ、くすみ、ハリ、毛穴ケアは、本当?
美白オールインワンは更年期のシミケアも可能?
セルフケアでシミケアを行う方法はいくつかありますが、毎日の忙しさを考えるなら美白オールインワンがおすすめです。
セパレートケアで美容に時間をかけ、ほかのことが行えないストレスを抱えている方には、精神的なケアにも繋がります。
ただ時短コスメだからという理由だけでオールインワンを選ぶのは安直。
美白成分はもちろん、価格や容量もチェックです。
価格は1アイテムとしてみると高く設定されがちなオールインワン。
しかしセパレート使いしている方なら化粧水や美容液、乳液、クリーム、場合によっては化粧下地などいつものスキンケア全ての合計を比べてみましょう。
容量は、大容量に加え、1回分がたっぷり使えるオールインワンが便利です。
手に取る量が多ければ、顔に塗る際手の摩擦で肌にダメージを与えるリスクが減ります。
また更年期という年齢を踏まえ、エイジングケアも可能かを見てみることもおすすめします。
くすみケアもエイジングケアもできるオールインワンで人気なのがトリニティーラインです。
→トリニティーライン ジェルクリームプレミアムの口コミ効果レビュー!年齢肌ケアに良い噂は本当?
美白美容液で更年期のシミ対策可能?
美容液を取り入れる場合も、美白以外の観点に注目してください。
オールインワンと違い、美容液の場合はほかのアイテムとの併用になるケースが多いですね。
しかし美白美用液であっても保湿やエイジングケアに役立つ成分があるかは重要。
また美容液は肌なじみを高めるために、強力な成分が入っていることも多いので、優しく塗っても刺激になる可能性があります。
添加物や化学系成分の有無だけでなく、低刺激に作られているか、敏感肌の方が使うのは可能かなど、肌に優しいタイプかを見てみましょう。
美白美容液で最近、高評価なのは、シマボシコレクティブアイセラムです。
シミだけでなくシワ対策もできますよ。
シマボシコレクティブアイセラムの口コミ効果!シミ・シワ対策は本当?
シミ対策できる食べ物や飲み物!
普段の食生活も、シミケアに役立たせることができます。
スキンケアでもビタミン、特にCやE、Aは採用されがちですが、普段の食事でもしっかり得てください。
肉や炭水化物ばかりの食事ではなく、野菜や果物も添えましょう。
一方タンパク質やアミノ酸も、肌には必要な成分なので、野菜ばかりになってしまうのも注意が必要。
炭水化物はエネルギー源なので、毎日の運動量や基礎代謝に合わせて調整できればベストです。
また女性ホルモンのケアという点では、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを取り入れるのもおすすめ。
大豆そのものでなくても、納豆や豆乳、豆腐など、加工された食品から得ることも可能です。
自分が食べられる大豆製品を探しましょう。
大豆はタンパク質も豊富なので、新しい肌を作るにも欠かせません。
さらにエイジングケアとして、ポリフェノールを多く含む食品もおすすめ。
ポリフェノールはベリー系の果物やワイン、チョコレートなどカカオを含むもの、緑茶、ナッツ類などに多く含まれます。
チョコレートは、砂糖が少なくて70%以上カカオを含むものを選びましょう。
普通のチョコは、砂糖がかなり多いので逆効果だからです。
更年期の紫外線対策は、他の世代と違う?
先ほども述べましたが、更年期であっても紫外線など、外からの刺激でシミができることはあります。
むしろ女性ホルモンの減少に伴い、外からの影響も受けやすくなっている点に注意。
スキンケアで肌の潤いを保っているとはいえ、バリア機能にも限度がありますから、日焼け止めなどで更なる対策を講じましょう。
晴天時や夏の外出時だけでなく、曇天でも冬でも日焼け止めは毎日使うのがベストです。
紫外線自体は目に見えない光であり、肌にダメージとなるA波は年中降り注いでいます。
太陽光がない日だからと言って、油断は禁物です。
加えて、紫外線が当たっている部位やケアを怠った場所にしかシミができないわけではありません。
あくまでそこから紫外線が入り込むというだけなんです。
普段は服で隠れている部位や、日焼け止めをしっかり塗った部位にシミができたという経験はありませんか?
もちろんストレスなどによるシミの可能性もありますが、紫外線が入り込んだのと別の場所でメラニンを発生させた可能性も高いです。
日焼け止めはボディにも塗る、サングラスやUVケアのできる衣類など、全身のカバーをすることをおすすめします。
敏感肌でも使える日焼け止めを使うとより安心ですね。
→敏感肌でも安心な日焼け止めの比較ランキングと選び方のコツ!
更年期のシミ対策美白習慣のまとめ
更年期は女性ホルモンが減少する一方、低下の仕方が一定とは限らず、乱れやすい時期でもあります。
シミを起こしやすくしている理由の1つが、女性ホルモンの乱れです。
さらに人間関係や仕事、家庭の状況がストレスを生み出しやすい時期でもあり、さらに女性ホルモンを乱れやすくしているとも言えます。
シミケアと言えば美白化粧品が思いつきますが、年齢を考えるとエイジングケアで肌の状態を保ったり、保湿で肌の保護をすることも欠かせません。
美白だけ行っても、肌の状態が悪ければ簡単に刺激を受けて新たなシミに繋がるからです。
肌の保護という点では、紫外線対策も以前より徹底することをおすすめします。
加えて食生活においても、野菜や果物など、シミケア成分が期待できる内容を重視。
特に大豆はタンパク質やイソフラボンが得られるので、積極的に取り入れたいところです。
反対に1食が少量であっても、炭水化物ばかりなど偏った食事は避けましょう。
更年期だからとシミをあきらめず、普段の生活で見直せるところから対処し、美肌を取り戻したいですね。