自宅に居ながら最速でプログラミングスキルを身に付けてプログラマーになるコツについて主婦目線でリサーチしました。
IT技術の普及に伴って、エンジニアやプログラマーと言った専門職のニーズも高まっています。
手に職がついているため、会社での雇用はもちろん、引退後や独立時にもフリーで働くことが可能。
何よりパソコンを始めとした作業環境さえ整えば、自宅でも仕事をすることができるなど、魅力も多いです。
ゆえに家事や育児のために一旦は職を退いていた主婦でも、プログラマーを目指そうという方は少なくありません。
ただ気になるのが、プログラマーになるのはなかなか難しいという話。
もちろんどんな職業も、簡単になれるものではありません。
採用してもらうことができても、仕事内容を覚えたりしてモノにするまでには時間が必要です。
ではプログラマーとして仕事を受けられるようにするには、どうすればよいのでしょうか?
今回は、プログラマーになるための条件などを確認しつつ、自宅でできるスキルの会得方法などを観てみました。
プログラマーになるにはどうすればいい?
そもそもプログラマーになるにはどうすればいいのでしょうか。
やはりまずは、プログラミングに関する専門知識を理解しておかなければいけません。
プログラミングには、プログラミング言語が欠かせませんから、まずはプログラミング言語の学習から始めましょう。
プログラマーとして持っておきたい知識・技術
プログラマーを目指すのであれば、HTMLとCSS、Javascriptはスキルとして身に着けておきたいところです。
HTMLとCSSは主にホームページやブログ作成に関わるもの。
どのサイトでも、右クリックすると「ページのソースを表示」などの項目が出てきますが、これを選択すると英数字や記号で占められたものが表示されます。
HEADやBODYなど分かりやすい単語もあるので、試しに適当なページで確認してみるのもおすすめです。
まだ何も学習していない方でも、ここがサイトの上部、ここが本文…など、単語からあたりをつけてチェックしてみると親しみやすいかもしれません。
一方Javascriptは、サイト内のコンテンツでアニメーションのような動きを加えるもの。
静止画だけのサイトよりもインパクトを得ることができます。
加えてPHPやWordpressも学んでおくと便利です。
PHPはサイトの表面上にあるページと、深層にあるデータベースなどを接続するのに必要な言語。
WordPressはそれ自体がサイト作成のサービスとして知られています。
一方で有料プランなど様々なコンテンツがあることから、企業が自社ホームページを展開するのに利用しているのもポイント。
詳しい利用方法を学んでおくと、同種の依頼も受けやすくなります。
余裕があれば、PythonやRubyと言ったほかのプログラミング言語も理解しておくと、より仕事の幅が広がりますが、まずはHTMLとCSS、Javascriptを理解するところから始めましょう。
自分がしたい仕事を考えておくと学びたいことも決まりやすい
基本的なプログラミング言語を学ぶ一方、プログラマーになった際、自分はどのような業務を行いたいのかを考えてみるのも大事です。
一口にプログラムを組むと言っても、サイトの作成からアプリの開発、さらにはデータ分析と言った業務もあります。
サイトやアプリは、ブログなのかゲームなのかなど、細かい内容によっても変わってきますね。
データ分析は名前だけ見ると簡単そうですが、与えられるデータの量は多く、そこから結果だけでなく何に活用できるかといった応用も求められている仕事です。
ことによるとサイトやアプリ作成以上に技術を求められる一方、きちんとスキルを得ていれば仕事の依頼も得やすいメリットがあります。
自宅でプログラミング学習をする方法は?
自宅でプログラミング学習をするには、いくつかの方法があります。
1つは完全な独学。
例えばHTMLはサイトのソース表示で確認できるとしましたが、実際のサイトとソースを比較しながら、プログラミング言語を理解していくことは可能です。
他者による束縛もないので、家事や育児はもちろん、自分のスケジュールを左右されません。
反面、間違って理解していることに気づきにくい、把握に時間がかかるなどのデメリットがあります。
2つ目は、書籍やプログラマーのサイトなどを読んで学ぶ方法。
専門家からの案内がある分、完全な独学よりは理解しやすいです。
デメリットとしては、自分の疑問点を解決するためにまた別の書籍やサイトに頼る必要があること、プログラミングを実践した際のレスポンスがないことでしょうか。
3つ目はプログラミングスクールに通うことです。
最近はオンラインスクールもあり、通学における時間や費用を気にする必要はなくなりました。
授業料などはかかるものの、しっかり学べますし、作品作りなど体験的な講座であれば、自分のクセやミスなども把握しやすいです。
体系立ててカリキュラムも組まれていますから、効率よく学べますし、次に何を学んだらいいのかという指針も定めやすいです。
プログラミングスクールはどこを選んでも同じ?
プログラミングスクールは、基本と応用など根本的なところは似ているでしょうが、学習スタイルなど細かいところで違いが出ています。
例えばスクールによって講座の時間がカッチリ決まっているケースがあれば、動画の視聴感覚で学べるので、生徒の都合が問わないケースもあります。
ただ時間が決まっている講座は、リアルタイムチャットで講師の方と対話ができ、質疑応答などもあるのがメリットですね。
疑問をしっかり解消してから次に進みたいなら、こちらのタイプのスクールが向いています。
反対に自分の都合を優先したい方や、お子さんがまだ小さい方など、学べる時間が不定という場合は後者の方がよいでしょう。
その場では質疑応答のないスクールでも、別途講師やスタッフによるサポートは用意されていることが多いので、活用しましょう。
もしスクールの説明だけで向き不向きが分からない場合は、体験入学に参加するのも手。
というより、どこのスクールも体験入学の参加を前提として、受講を認めるケースが増えてきています。
体験入学は無料で行われているスクールがほとんどですし、オンラインスクールも体験からオンライン上で行えるので、体験だから手間がかかるということはありません。
強いて言えば体験入学は通常の授業以上に開催日程が限定されているので、自分の都合とあわせて、早めに申し込んでおくことをお勧めします。
オンラインプログラミングスクールで主婦でもOKで人気の無料アリのものを選んだ記事も参考にどうぞ
→【無料アリ】オンラインプログラミングスクール人気5社比較!主婦でも転職簡単?
1番早くプログラミングを学べるのはスクール?デメリットはない?
学ぶ順序が決まっている分、スクールは最も早くプログラマーになる近道と言えます。
しかし上でも触れましたが、スクールごとに講座の時間、傾向が決まっています。
スケジュールの都合という問題に加え、内容ごとにもいつ学ぶのかが決まっている点にも注目。
もう理解しているから次に行きたい、という要望にも応えづらいケースがあります。
反対にまだ理解していないからもう1回学び直したい場合も対処しづらいので、自分で予復習を行うなどの対策が必要です。
動画で学ぶタイプのスクールは、より自習の比重が大きくなるでしょう。
スクールにおんぶにだっこ状態ではなく、自分から積極的に理解を深められるかも、早くプログラマーになるためのコツです。
ゆえにもちろん、スクールだけを選べということでもありません。
例えばスクールに申し込む前に、プログラミング言語はどんなものか実際に確かめたり、専門の書籍をちょっと読んでみるという予習もおすすめです。
専門書籍などが1冊でもあれば、スクールで学んでいる際に生じた疑問を、ある程度解消することもできるでしょう。
そもそもスクールを受講するとしても、早くて1か月は学ぶ必要があります。
プログラミングスクールの受講期間は概ね3か月ほどで、長ければ1年単位で学び続けるところもあるほど。
早くプログラマーになるための方法と言っても、数日で達成できるわけではないと思ってください。
あくまで効率よく技術を理解するのに最低限必要な期間が、早くて1か月です。
プログラミング言語を学んだ後はどうすればいい?
プログラミング言語を学んで、スキルを身に付けたらいよいよ実践です。
とはいえ、実践するためには企業から雇用されなくてはいけません。
早ければ即日採用の可能性もありますが、とても低いので、就職活動においても時間は必要と考えましょう。
また、いきなり就職活動に入ったとして、中途採用の場合は即戦力として実績を求められる点に注意。
作品の提示などアピールできるものがあれば別ですが、スクールで学びましただけでは、採用を受け付けてもらえないケースもあります。
プログラミングスクールが増えている分、生徒の数も増えており、それだけ就職におけるライバルも多いからです。
そこでおすすめなのが、インターネット上で仕事の依頼を受けられるサービスです。
クラウドソーシングサービスと呼ばれるサイトがいくつかあり、そこでは企業あるいは個人が、フリーランスなど個人での仕事の受注を受け付けています。
契約内容は1回きりのこともあれば、長期にわたって依頼を受けられるケースまで様々。
1回のみあるいは短期の依頼であれば、家事や育児をしながらでも利用しやすく、実績を重ねやすいです。
クラウドソーシングである程度実績を作ってから就職活動を行えば、相手にも自分がどの程度のスキルを持っているのか確認しやすく、採用にも繋がります。
もちろん、就職よりクラウドソーシングの方が都合が良いと思ったら、長期契約など本格的な依頼を受けるのもよいでしょう。
無償に近い仕事を引き受けてみるのも手
仕事仕事と考えると、つい儲けや報酬に惹かれがちですが、最初の内はまず勉強と思って、報酬の低い仕事から始めてみるのもおすすめです。
報酬が低いものは初心者向けの仕事も多く、その分内容が簡単で、学んだスキルの振り返りにも役立ちます。
あるいは、家族や友人にホームページやブログなどを開設したい方がいれば、その手伝いをしてあげるのもおすすめです。
こちらはほぼ無償ですが、身近な人が相手である分、下手に緊張せず取り組めるメリットもあります。
そうして自信をつけ、スキルの活かし方を体験することで、本格的な仕事に対しても取り組みやすくなります。
依頼者がOKを出してくれれば、完成したサイトを実績として、仕事をしたい企業へアピールすることも可能です。
プログラミングスクールで就職サポートがあると便利
またプログラミングスクールの中には、就職サポートのコースを設けているところもあります。
内容によっては別料金になったり、多少費用はかかりますが、専門のコンサルタントなどもいますから、就活をスムーズに進めやすいです。
紹介企業も、スクールの信頼と実績による紹介がある分、採用にもプラスと言えます。
初めから、どうしてもこの企業で働きたいというのがなければ、プロのコンサルタントに助けてもらいつつ、自分が仕事をしやすい企業を探してみましょう。
就職先もサポートしてもらえて人気なのがテックキャンプやテックアカデミーですね。
→テックキャンプは主婦でもプログラミングを学べる?自宅で可能?
自宅に居ながら最速でプログラミングスキルを身に付けてプログラマーになるコツは?まとめ
プログラマーと呼ばれるには、プログラミング言語を身に着け、なおかつサイトなど作品として完成させられる必要があります。
ただ一口にプログラミングと言っても、作成できる内容は様々です。
学ぶにあたっては、ある程度自分の将来の得意分野、行いたい仕事を決めておくと、それに必要な内容を優先できる分効率がよいでしょう。
効率と言う点ではプログラミングスクールを利用するのがおすすめですが、それでも最低1か月は学習に費やすと思ってください。
さらに就活でも時間を食う可能性があるので、スクールのサポートを利用したり、クラウドソーシングなどで簡単な仕事をこなし、実績を増やしていくのもコツ。
就職コンサルタントのサポートがあれば、自分の向き不向きと言った判断を客観的に見てもらえるので企業選びもはかどります。
クラウドソーシングはインターネット上で完結しますから、企業へ出向く手間の短縮、締め切りに間に合いさえすれば、家事や育児との並行もしやすいです。
プログラミングスキルだけでなく、就職においても効率重視で様々なサービス・サポートを活用し、プログラマーとしての一歩を踏み出しましょう。
今はオンラインプログラミングスクールも充実していますね。
こちらも参考にどうぞ
→【無料アリ】オンラインプログラミングスクール人気5社比較!主婦でも転職簡単?